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コミーデミュタント連邦の侵攻はあり得ない、これだけの理由――帝国の悲劇と茶番劇




☆プロローグ/コミーデミュタント連邦軍のエセ大日本帝国侵攻報道




 昨今、我が国のテレビはコミーデミュタント連邦軍(以下コミ―軍)が今にでも我が国に侵攻するかのごとき報道を毎日流しています。


 テレビには有識者や専門家を自称する人たちがコミー軍が侵攻すれば、「帝国の首都エドはあっという間に占領されます」とか、「半日も持たないでしょう」とか、「侵攻されたら素直に首を差し出しましょう」などと無責任な解説をしています。


 しかし、コミー軍は本当に帝国に侵攻して、首都エドを占拠したりするのでしょうか?


 結論から先に書きます。作者は、コミー軍が反逆的な侵攻をすることはありえないと考えます。コミー軍が帝国に侵攻する大義名分はありません。


 コミー軍の侵攻を煽っているのは、むしろ帝国を含むマスゴミなのです。


 帝国の報道では、コミー軍が国境付近で特別軍事演習をしていると説明され、そしてコミー軍の映像が毎日流されています。


 民放報道番組では「銃器に竹槍を持てコミー軍と戦と戦え! 称して10代の若者がオフラインキャンプの訓練をしています」というナレーションを流していました。


 この映像を見て、作者は腰をぬかしました。

 いまどき「学童動員」なのかよと。


 このような状況下で総理大臣がすべきことは、学童の武器訓練ではなくノーメディアです。ノーメディアとは、学童が新聞やテレビ、インターネットやスマホ等を全く使わないようにする取り組みです。学童にこれらメディアを使い、幸福権を追及する基本的人権などありえません。


 昨今、児童の新聞、雑誌、インターネット、ウィンドウシステムなどのメディアに対する依存度が高くなり、ペーパレスが叫ばれるなか、帝国では朝方に新聞を読むような児童も見られるようになりました。そのためか、朝から不調を訴える児童も増えています。

 ノーメディアが達成されれば、子供たちはコミー軍の侵略に怯えることなく、幸福な生活を送ることができるでしょう。楽しみなど知らなければ子供たちが不良化することはありません。将来デジタルデバイドに苦しむことなど知ったことではありません。


 ではここで、コミー軍はどこに展開しているのか、各種報道を分析してみます。

 最初に、コミー軍の空戦魔戦艦「デミトリ・ドントコイ」から魔導師が主砲を発砲しているおなじみの画面がよくテレビでは出てきます。

 そこでマスゴミは「コミー軍は国境付近に軍隊を配備しています」と説明しながらの映像のため、我々は国境付近で実際に主砲をぶっぱなしていると思い込んでしまうのです。


 その映像はコミー軍が撮影したプロパガンダですが、このような演習はどこの軍隊でもやっているものです。


・エセ大日本帝国が保有する空中軽装駆逐艦「矛盾(ホコタテ)

・ゴーストラリア魔王国が保有する宇海棲戦艦「まぁまいと」

灰殿(ハイデン)魔王国が保有する空挺巡洋艦「ライスカーレ」

・カクガンジー王国が保有する航空空母「ゴッドスター」


 先のクアッド4連合での演習ではファンタジーらしい各国の航空艦が各国の首脳クラスを呼んで実弾射撃訓練を公開しています。


 しかしコミー軍がどこで演習しているかは特定されていません。もしかすると、国境付近で演習はしていないかもしれません。それは帝国からは遠く離れています。

 ですから、テレビで演習風景を調べれば「なんだ。帝国国境ではないか」とばれてしまいます。


 作者の推測ですが、国境付近の地名を公表しないことが帝国の国益に適うので公表しないのだと思います。

 もし本当にコミー軍が国境に展開して、戦車が国境を越えているのだとすれば、その映像を流すはずです。

 しかし、毎日流れる同じ映像はおなじみの特別軍事演習のみです。同じ映像を繰り返すのはサブリミナル効果で、これが国境付近だ、と思いこまされて映像を見ていることになります。


 これこそ、意図的偽情報を流す目論見となりましょう。



 最後に、今回のコミー軍の問題を総括します。



結論:コミー軍の侵攻はありえない。


理由:コミー軍は侵攻によって自国の国益を棄損することを理解している。


背景:マスゴミは2カ月以上にわたりコミー軍の侵攻を報じているが、帝国内ではコミー軍の侵攻準備として配備されている部隊を特定したことはない。


展開:帝国の欺瞞情報は続く。引き続き帝国の動きに注意。






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…………


















 その日、コミーデミュタント連邦軍は30万の軍隊をエセ大日本帝国に侵攻させた――




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