第46章:こんなにも『学生の質』がちがうのか・・・。 :ここでまた切ります。
・・・お題目の文言は、
けっして「正確」とはいえない。
本来ならば、
『生徒の質』と表現すべきところなんだが・・・。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
まぁ、
単にぼくが、「世間知らず」だったんだろうとは思う。
母校の矢板東高等学校には、
いわゆる『不良』とか『ヤンキー』っちゅうモンは、
ただの一人もいなかった。
「針生よしかつ」みたいな嫌な野郎はいたけど・・・
そんな彼だって、一応、あいつの名誉のために述べさせていただくなら、
『模範的生徒だった』と言えたろうね。
シンナーやタバコをやるわけでもないし、
学校からの言いつけで、パチンコも競馬もバイトもしてなかった。
髪型だって、校則から逸脱することもなかったし・・・。
・・・振り返ってみれば、
みんな「まじめでイイやつら」だった。
ヤンキーが悪いとは言ってない。
ぼくみたいに、かげでコソコソ性犯罪なんかやってるよりは、よっぽど立派じゃないか。
『生徒の毛色がちがう』・・・
それを、この章ではいいたいだけ。
『学力』とか『偏差値』ってことでもないな。
日常の習慣とか、
行動範囲・・・っていうのかな、
趣味嗜好・行動パターンっていったら、しっくりくるのかもしれん。
要するに、
『興味関心の対象のちがい』っていうことなのか、コレは。
ぼくらの母校の生徒らは、
『酒』『タバコ』『ギャンブル』『女遊び』『バイト』といった、「オトナのたしなみ」には、
まだ縁がなかっただけだったんだろう。
大学進学や就職活動に専心している必要性があったから。
・・・勉強をブン投げて、
ふてくされて生活していたぼくよりかは、
農業高校や工業高校の生徒のヤンキーの彼らのほうが、
よっぽど立派で誠実でまじめに生きてたと思う。
・・・マジで「性根が腐ってた」ね、ぼくだけは。
よくここまで無事で生きてこられたと思う。
いまはまじめに、情熱的に生きてるから・・・
安心してくらはい、
かつてのクラスメートや、
読者の皆様や、恩師や、
美絵子ちゃん❤️
追伸:
なんか、本題から「ズレて」終わってしまったようでございますなぁ。
結局、
主題があやふやになって、何が言いたいのかがね・・・。




