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空を飛びたかった俺が転生した世界で……  作者: 神戸近区


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21話 質問

 連絡の有った他国の艦船付近まで到着したので連絡をしてみた。

「こちらは五島帝国の戦闘器です敵の情報を貰えますか」

「ありがとう。こちらはペスティサイド国の巡洋艦。現在西側から敵が来ている。多分数は3です」


「了解。迎撃します」

「来援感謝します」


 すぐに嫌な感じがして敵が近いのが分かった。

「エナ、多分敵が近い。照準内に入ったらすぐに撃ち落として欲しい」

「了解。攻撃は任せて」


 敵3匹を見付けた。とりあえず少し離れた所からの攻撃で1匹撃墜。その後接近しながらエナの驚異的な命中率で2匹を落とし敵は居なくなった。

「こちら五島帝国戦闘器。近付いていた3機は撃墜しました」

「こちらは先程連絡した巡洋艦です。協力感謝します。素早い対処に感謝します」 

 

「敵の気配も有りませんのでこれで帰投します」

「貴国の対応に感謝します。帰りも気を付けて」


 敵を撃墜して基地に戻ったのは良いがその後が大変だったみたいだ。ペスティサイド国の使者から感謝されたのは良いがその後、どうやって陸から離れた船の救援に来れたのか(航続距離は?)あれだけ短時間で倒せるとはどのような武装をしているのかという質問をされたらしい。

 ペスティサイド国とは国同士仲が良くはないが、海上では国籍関係なく助け合うと言う考えが世界的にも常識なので救援に向かったのだが……助けに行った結果、我が国には強力な新型戦闘器が有ると言われるようになった。

どの国も他国の戦闘器の性能は気になっている。今は共通の敵が居るから協力して、技術のない五島帝国にまで戦闘器の技術を渡したがその結果五島帝国が一番の兵器を持ってしまうと戦闘終結後もし国同士の戦争になった時に困る。出来たら少しでも新型の性能を見たいと言う事になり、複数の国から公開するよう言われたので97複座を見せる事になった。

 爆弾などの危険物は当然外し機銃装備のみで見せたのだが……

「こんな複座で飛べるのか?」

「武装だけでなく翼まで?鳥の仲間か?」

「何か修理後も有るし……これ体当たりで敵倒すのか?」

等、これが実際に戦った機体とは誰も信じられなかったみたいだった。


 他国の使者から

「これ本当に空飛べるのか?」

と言われたので我が国の担当が少し嫌そうに僕たちに向かって

「飛ばしてくれないか?」

と言ってきたので今日は女性が参加しているのを隠す為エナは休ませているので、久々に西宮と飛ぶことになった。

「97複座準備完了しました」

「こちら基地離陸を許可します。他国の方が多いので速度はゆっくりでお願いします」


「97複座了解。ゆっくり離陸します」

何時もより少し遅めに離陸したが、他国の人から見たら十分に速かったみたいで皆驚いていた。

今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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