終わり、始まる
「……ふぅ、僕の計画を始めるか……」
そう言って男は歩き出したを
「ねぇ?君?君……僕と共に来ないか?」
虚ろな目をしている男に声をかける。
「……僕に行っているのか?」
「あぁ!君だとも、君の力を貸して欲しい……!」
「……わかった……君に力を貸すよ。」
心強い仲間その1だね
「ありがとう!ア……ト ワ…レフ…君!」
名前を呼ぶも、鎖の音で上手く聞き取れない。
「ねぇ、君は……僕とこないかい?」
「……私の夢を叶えさせてくれる?」
「……もちろん、夢を叶える場所へ向かうんだから。」
「なら!ついて行く!」
「ありがとう!…ラン ダリ…さん!」
名前を呼ぶも、打ち合う剣の音で聞き取れない。
「……僕は今君を本当に必要としているんだ……僕の力になってくれるかい?」
「……あんたが言っていることは……本当みたいだ……こんなザマだ、助けてくれるならついて行くさ。」
「!そうか、ありがとう!クロ… ウェイ…ーくん!」
名前を呼ぶも、ガラガラと崩落を始める城の音で聞き取れない。
「ねぇ、君、凄いね……でも、時間が無いね、僕なら君に時間をあげれるよ、どうだい?着いてきてくれるかな?」
「……無限の時間をくれるのなら!」
「ありがとう!マ…ン ウ……パーちゃん!」
名前を呼ぶも、立ち上がった拍子に落ちた本のせいで上手く聞き取れない。
「……久しぶりだな?クソ野郎、生きて帰ってきたが……一緒に遊ぶか?」
「これはこれは……ふふっ、是非!」
「なら、よろしくなフ…ア …イ テン…さんよ」
名前を呼ぶも、彼女の笑い声のせいで上手く聞き取れない。
「……君に助けて欲しいんだ……どうかな?助けてくれる?」
「……あなたからは底知れない力を感じる……ついて行くよ。」
「それはありがとう、ク……ア サ……ちゃん。」
名前を呼ぶも、水晶の落ちる音のせいで上手く聞き取れない。
「……僕の正体がわかったよね?手伝ってくれるかな?」
「……我々は……キミのヨウナ人物には断れないモノナンダ。」
「どうも、ユギ…… サー…ーさん。」
名前を呼ぶも、おかしな音のせいで上手く聞き取れない。
「君、その花を咲かせるための、時間と場所をあげるから……手伝ってくれない?」
「!私のおじいちゃんの願いを叶えさせてくれる?」
「もちろん。」
「ならお願い!」
「ありがとう、リ…ー サ…ェ……スさん。」
名前を呼ぶも、森たちのざわめきのせいで上手く聞き取れない。
「君はまだ、目標に届いていないね……僕に勝てるまで、手伝ってくれない?」
「……わかった、種族に恥じない力を手にするまで、お前に勝てるまで手伝おう。」
「ありがと、ザ…ラ グ……ドくん。」
名前を呼ぶも、谷底から聞こえる咆哮のせいで、上手く聞き取れない。
無事、9人集めることが出来た……時間は……何年後がいいかな?
まぁ、いつか、その時に、僕の計画は……始動する
これが……世界を恐怖させるために僕ができる最適解なんだ
さぁ、始めようか。
そして、止めてみてくれ。
この物語はまだ、序章でしかない




