50 FA朝顔師
FAのお時間、協力者様は五十鈴 りくさんです。
五十鈴さんの書かれている『朝顔師』のイメージイラストを描かせていただきました。
江戸時代、変わった朝顔を咲かすのが流行っていたようです。そちらを題材にした作品です。
江戸時代な上に朝顔が出てくるとなれば、連想するのは日本画です。というわけで、枯淡の美を目指しました。
※枯淡の美:あっさりとしていながら味わい深さを感じる美しさ
枯淡の美なんて格好いいことを言ってみましたが、描けないのが現実です。
夕立、ベースになる日本画を描いたことは無く、知識もほぼ0。そりゃあ描けません。
世間一般で絵は感性と思われているふしがありますが、いざ描くとなると、絵には知識が必要なことが多いです。知識不足のものを描くのは難しいのです。
ですがまぁ、知識不足なら問題は小さめと申しますか。
学べばいいだけと申しますか。
学ぶは真似ぶ!
描きたい絵を描くのに現在夕立に不足している要素を補うために、私、お二人のなろう作家さんの絵を参考にしました。
sanpoさんと砂臥 環さんです。
sanpoさんからは日本画の空気を、砂臥さんからは平和な素朴さを拝借。
前回背景白抜きで悪い方の予定外が起きたので、今回は塗りました。
そんなこんなでとりあえずえいやぁ! とやってみてごにょりごにょりの末ひとまず完成したわけですが。
……わからぬ。
目指すのは枯淡の美と言っておきながら、どうすればいいのかわかりませぬ。
日本画わからねーーーー(楽しい)!
アナログで日本画を触ったことがないので、勘が働かないのが大きいなと感じました。
かといってお試しで触るには、日本画は画材が高すぎる&着彩が面倒。→デジタルのなんちゃって日本画風で頑張りましょう。
ちょっとかじった程度で描けるようになったら誰も苦労しないので、こんなものでしょう。
チャンスがあればこの系統でまた描いてみたいなと思いました。
★番外編★
下塗り中のイラストです。
布系の家具でこういうデザインの製品って結構あるよなーと思って、なんとなくデータを残してしまいました。
五十鈴さん、大切な作品を描かせていただきありがとうございました!
【FA】
(歴史)
『朝顔師』https://book1.adouzi.eu.org/n5023hg/




