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再開

第64話〜再開〜




束の間の休息を終え、俺は再び学園へと通う準備をしていた。


今思えばあれから結構な時間が経っている。


王様にも報告し、聖王国の件は任せて欲しいと言われ、今では休息し体を治していた。


そうして数週間後、俺は体も治ったため、相変わらず離れようとしないリリィーに頼んで学園へと通えるようにしてもらった。


今ではリリィーも同じクラスに変わっており、久しぶりに会えるであろう友人や王子一向、マナさんなどを想像して期待充分であった。


そして訪れる当日、俺は久しぶりの学園にテンションが上がり、朝早くから起きていた。


ーーー


良い香りのハーブティーが鼻腔をくすぐり、眩しい太陽が顔を出していた。


その香りにつられるように天使が目覚めたようだ。


寝室から扉を開く音がしたと同時に、奥からは眠そうに目を擦りながら、歩いてきていた。



「ふぁ〜! おはようございます、ヨグ様ぁ! 」



そう言って彼女は大きく手を広げて抱きついてきた。



「うん、おはようリリィー!」


「えへへー、ヨグ様とお日様のいい匂い......」



俺はそんな彼女の頭を撫でてあげる。


すると尻尾を左右に振って喜んでいる様子だった。


しかしいつまでもこうしてはいられないため、俺は彼女に顔を洗ってくるように伝える。


その間に俺は彼女の分の朝食を作っていた。


ーーー


朝食を終えた俺たちは、通学のためによく使っていた裏道をゆっくりと歩いていた。


相変わらず人気はなく、太陽の光だけが道を照らしてくれている。


何も変わらない道に俺はしみじみと感じ、懐かしさと同時に嬉しく思ってしまう。


少し前を歩いていたリリィーの背中を眺めていると、どうしようもなく嬉しいのだ。


ごく平凡に生きてきたとは思えないが、こういう安らぎも必要なのだ。


裏道を抜けると綺麗な正門が目に入り、それと同時にリリィーがこちらへと振り向いた。



「さあ、ヨグ様! 着きましたよ!」



リリィーに手を引かれて学園へと入っていくのだった。


〜学園の内側〜


既に講義が始まっており、廊下には俺とリリィー以外の生徒は見当たらなかった。


リリィーに連れられるがまま進んでいくが、小窓から見える講義中の生徒と先生の視線がチラホラと感じる。


そして懐かしい教室を目の前に心が踊った。



「さあ、入りましょうヨグ様!」



教室のドアが開けられ、中で講義を受けていた生徒の目線が一気に集まってきた。


それに懐かしい声も聞こえてくる。



「ヨグ? ヨグじゃないか!」


「何!? お、お前生きていたのかよ!」



その声の方向に目を向けると、ウルトとスレイの姿があった。


久しぶりの彼らの姿に唖然としまうが、変わらないようで何よりだった。



「アハハッ、おいおい勝手に殺すなよ! あー、あと......ただいま!」



照れ臭そうにそう言う俺を見て二人は揃って笑っていた。

どうも皆さんこんにちはこんばんわ永久光です!

毎度のこと今週も更新の時がやってまいりました。

さてさてこんかいはどうだったでしょうか?

少しでも面白いと思っていただけたら幸いです!


最後に感想とブックマーク、そして評価(☆☆☆☆→★★★★)をしてくれると、大変喜びます!

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