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【詩集】Shangri-La

雪浴び

作者: 野鶴善明
掲載日:2025/02/15

 雪よ

 恋心を凍らせておくれ

 僕にすべてを与えて

 すべてを奪った年上の(ひと)

 忘れさせておくれ


 雪よ

 あの女が悪いわけじゃない

 わかりすぎるほどわかっている

 いけないのは僕だから

 あまりにも幼い僕だから


 雪よ

 ひたすら人を好きになった後に

 こんなつらいことが待っていただなんて

 思いもしなかった

 不器用でつたない僕だから


  雪をかきわけて

  白い斜面を転がり落ちて

  気の済むまで

  雪を浴びたい

 

  雪に顔を埋めて

  雪を喰らって

  果てしない白の底まで

  潜り込みたい


 雪よ

 恋心を凍らせておくれ

 雪よ

 いっそのこと

 僕の魂を引き裂いておくれ


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