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レイドと最後の決断⑤

 アイダの叫びを聞いて即座に振り返った俺が見たのは、既にほぼ元通りの魔獣の姿を取り戻しつつあるル・リダが……パパドラに向けて頭を下げている所であった。

 これほど早く全身が再生している事実に驚くが、そこでル・リダの身体が自己修復機能だけでなくマナの発動したエリアヒールの効果をも受けていることに気が付いた。


(な、何でル・リダさんにエリアヒールの効果が……まさか魔王の特性が残って……っ!?)


 身体が即座に再生したのはこの周囲に満ちているオリハルコンにより増幅されたエリアヒールの効果が、魔獣本来の自己修復機能も合わさった結果なのだろう。

 しかし本来エリアヒールは同族にしか効果がないはずで、それなのに魔獣であるはずのル・リダがその効果を受けることはあり得ない……例外は魔王ぐらいのはずなのだ。

 その事実からル・リダを救い損ねたのだと判断して絶望的な心境に陥り掛け……しかしそこでハーフエルフであるマナのエリアヒールで人間であるトルテ達の傷も癒えていることに気が付いた。


(こ、これは一体……あっ!? よ、よく見たら俺やパパドラ……それにこの場に居る子供のドラゴンも……こ、これってひょっとして種族に関係なく効果をもたらす改良版なのかっ!?)


 果たしてマナを見つめると彼女はル・リダを始めとして他の皆が己のエリアヒールの恩恵を受けている光景を見て当然のような顔をしているではないか。

 だからル・リダが魔王のような特色を持っているから反応しているわけではないと分かり少しだけほっとして胸を撫でおろしたところで、彼女の謝罪が聞こえてきた。


「本当に申し訳ございません……ア・リダ達、私の仲間があなた方に何と言う酷い真似をなさってしまったか……もはやお詫びの言葉もございません……」

「……貴様に謝罪されようと、失われた我が同胞たちの命は戻らぬ」

「あっ……で、でもル・リダさんだって被害者で……わ、悪いのはア・リダと魔王……」


 土下座するル・リダを冷たい目で見下すパパドラに対し、慌ててアイダが庇うように口を開いた。

 しかしル・リダはそんなアイダの言葉を遮る様に、頭を下げたまま首を横に振って見せる。


「いえ、私がもっと早く行動を起こしていれば或いは……ドラコちゃんやレイド様、それに貴方様のお仲間が苦しむところを見てからはそれこそ魔獣達が暴走する前に動いておればとずっと悔やんでおりました……ですからこの命を差し出しお詫び申しあげるつもりでした……その気持ちはこうしてレイド様に助けられた今も変わりません」

「る、ル・リダさんっ!?」


 そこで僅かに頭を上げたル・リダは俺を見て儚げに微笑んで見せた。


「ありがとうございますレイド様……貴方様には感謝してもしきれません……私たち魔獣が犯した愚かの行為の後始末からドラコちゃんのお世話まで押し付けてしまい……挙句に今、ア・リダの企みを未然に防いだ上にこうして私の命まで助けていただいて何とお礼を申し上げてよいか……本当ならば時間をかけて少しでも恩に報いたいところでしたが……」

「た、助けてもらったのは俺の方ですよっ!! 出会ってからずっとル・リダさんには何度も命を救ってもらえて……ずっと恩返ししたかったっ!! やっと一回助け返しただけなんですよっ!! まだまだ全然……」

「もう十分助けて頂きました……こうしてお別れを言える時間も出来て、自己満足かもしれませんがあのような流れではなく謝罪する機会も与えてもらえて……出来れば最後にドラコちゃんにも会いたいところでしたが、私にそれを言う資格はありませんから……」


 そこで軽く息を吐いたル・リダはこの空間を軽く見回して、マナのエリアヒールにより体力が回復しつつある子供のドラゴン達を眺めると改めてパパドラへ頭を下げた。


「ア・リダの愚行は同じ魔獣である私が止めなければならなかったのに、私は何も出来ませんでした……何をしても手も足も出ず、結果として貴方様のお仲間やあの子達が酷い目に合うのを見ていることしかできませんでした……挙句にア・リダの思惑通り世界そのものを脅威に貶めるであろう何かを産み落とす道具として利用されて……このまま生きていてはまたあのように利用されるかもしれません……いえ、今だって本当に助かったのすら……無数のドラゴンと合成された以上、また何れはあのようになってしまうかもしれません……だからせめてもの償いに今、同族を失った貴方様の手で罰していただきたいのです……」

「……」


 ル・リダのその言葉を聞いてもパパドラは無言のまま、冷たく彼女を見下し続けるばかりだった。


(そ、そんな……せっかく助けられたのに命を投げ出そうとするなんて……止めたいけど……けどっ!!)


 魔獣の仲間として同族が成した行いに対してル・リダの感じる責任はどれほどか、俺には想像もつかない。

 ましてル・リダはドラコを大切に思っていた……その大切なドラコの仲間である子供達にまでこんな辛い目に合わせてしまった以上、本当に自ら命を絶ってでもお詫びしなければ気が済まないのだろう。

 そんな彼女を止めたい気持ちはあるけれど、だからと言ってこの件に関しては俺は部外者である。


(もしも俺だったらどうだ……自分の故郷を蹂躙したメ・リダからの共闘の申し出を蹴って感情のままに葬り去った俺に、同じように自らの種族を蹂躙されて怒りを覚えているパパドラに何か言う資格なんかあるのか……)


 俺はル・リダを仲間だと思っているから庇いたいけれど、パパドラからすれば所詮は自分たちに不快な真似をする魔獣の一体でしかない。

 

(立場が逆だったら俺だってどうなるか……何よりこれはル・リダさん本人が決めた責任の取り方……なら俺がこの二人の決定に口出しする権利なんか……くそっ!!)


 だから俺は何を言うことでもできず、目の前でのやり取りを見守ることしかできなかった。

 他の皆も何か言いたげに俺やル・リダ、そしてパパドラへとせわしなく視線を投げかけるが結局誰も口を開くことはなかった。


「……一つ聞く……貴様は何故、ア・リダとやらに好き勝手にさせていたのだ? その覚悟が本物であれば自ら命を絶つことで邪魔もできたであろう?」

「はい……それも考えました……しかしア・リダは……あの男は……もしも私が命を落とせばその死体を子供のドラゴンと合成することで無理やりプランを進めると……抵抗しなければ子供たちの命だけは助けると……私と彼の力の差は歴然で、従う以外にあの子達を助ける方法は思い浮かばず……私もレイド様のように咄嗟に何か上手い対策が思い浮んでいれば……情けない限りです……申し訳ありません……」

「ふん……そうか……良く分かった……そしてその覚悟もな……ならば……っ!?」


 そこまで聞いたところでパパドラが一歩前に出ようとして……ふいに何かが彼の隣にふわりと舞い降りて来た。


「お父さん遅いよぉ……全然戻ってこないからマキナが心配してるよぉ……みんなを乗せてお空飛んであげ……あれ? あっ!?」

「っ!?」


 それは背中の翼を器用に使って滑空してきたドラコであり、どうやらマキナに言われてこの場の様子を見に来たようだ。

 しかし彼女はすぐに周りの状況を見回して首を傾げたかと思うと、その中に魔獣の姿をしているル・リダを見つけるなり慌てた様子でパパドラの背中に隠れてしまう。

 恐らくはかなり正気に戻ってきたことで、自分を攫った魔獣の姿に恐怖を覚えるようになったのだろう。


 そんなドラコを頭を下げたままのル・リダは視認することは叶わなかったが、その声でおおよその状況を把握したのかビクリと身体を震わせて見せた。


「済まぬな、だが我はまだやらねばならぬことがある……この者の始末をつけた上で仲間達を救わねば……だからもう少しだけ待って居るがよい……」

「そ、そう……じゃ、じゃあ私が代わりに皆を背中に乗せ……あれ? この匂い……ル・リダ……お姉ちゃん、なの?」

「っ!?」


 優しく呟いたパパドラの言葉を受けてその場を去ろうとしたドラコだが、去り際にチラリとル・リダへと視線を投げかけて……そこで何かに気付いたように彼女の名前を呼んだ。

 それを聞いてもう一度身体を震わせたル・リダだが、あえて何も言わず頭を下げ続けていた。


(最後にドラコに会いたいって言ってたのに……これから始末されるかもしれないから、その前に顔を合わせて衝撃を与えないようにしてるのか……どうしてル・リダさんばっかり何もかも我慢しなきゃ……あっ!?)


 しかしドラコは鼻を嗅ぎ鳴らしながら、恐る恐る魔獣の姿をしているル・リダへと近づいて行って……確信したようにその背中から伸びる手の一つを握りしめた。


「……覚えてる……この手全部でぎゅぅって抱きしめてくれた……守ってくれてた……ル・リダお姉ちゃんなんでしょ?」

「……っ」

「ねえ、何か言ってよぉ……ル・リダお姉ちゃんなんでしょ? 私を助けて守ってくれてた……お顔見せてよお……声聞かせてよぉ……」

「ど、ドラコちゃん……っ……わ、私はただの魔獣だから……ほ、ほら全然顔が違うでしょ……?」


 ドラコは寂しそうな声を出しながら一生懸命にル・リダの身体を揺さぶり続けた。

 それに根負けしたかのように顔を上げたル・リダは、一瞬感極まったかのように涙を浮かべて……だけど必死にドラコの言葉を否定しようとする。

 だけどドラコは悍ましいともいえる魔獣の姿を正面から見つめても揺らぐことなく、ル・リダにすり寄るのだった。


「ううん、声も匂いも同じ……ル・リダお姉ちゃんでしょ……それぐらいわかるもん……会いたかったよぉ、ル・リダお姉ちゃぁん……」

「あ……あぁ……ど、ドラコちゃぁん……ぐす……っ」


 そう言って愛おしそうに抱きしめてくるドラコを前に、とうとうル・リダもごまかせなくなったようで、感極まった様子でドラコの身体をいつぞやの様に優しく抱き返し頭を撫でてあげた。


「えへへ……やっぱりル・リダお姉ちゃんだぁ……お父さんが助けてくれたの? ありがとうお父さん」

「……我が娘よ、そのル・リダとやらはお前を攫い……また我らの仲間を傷つけた魔獣の仲間だぞ? どうしてその無事を喜ぶのだ?」

「違うもん……ル・リダお姉ちゃんは私を助けてくれたもん……優しいしずっと守ってくれて……見た目が同じでもあいつらとは全然違うよぉ……どっちかといえばエメラと同じで面白……」

「うぅ……あ、ありがとうドラコちゃん……だけどね、お父さんの言う通り、私も貴方を攫った悪い魔獣の仲間だったの……だから罪を償わないといけないの……だからこれでお別れ……最後に会えて……そう言ってくれて凄く嬉しかったわ……レイド様、この子を外へ……」


 それでもル・リダは涙を拭うと名残惜しそうにしながらもドラコに笑顔でお別れを告げると身体を離し、俺の方へ押し出そうとする。


「えっ!? な、何でっ!? ル・リダお姉ちゃんは悪い人じゃないの私知ってるよっ!! なのにどうしてっ!?」

「ドラコちゃん……周りに貴方のお友達が沢山いるでしょ? あの子達の親は皆……私の仲間が……それを私は止めなければいけなかったのに止められなかったの……そんな悪い人は許されちゃだめでしょ? だから……」

「えっ!? そ、それって……お、お父さんっ!?」

「そ奴の言うことは事実だ……故に我は最後に残された大人として、同胞たちの無念を晴らすべくそのものに罰を与えねばならぬのだ……だからその場から……」

「う、嘘……そ、そんなのって……み、皆っ!? ど、ドゥルルルルルっ!?」

「ドゥルルルル……ドゥルルル……っ」


 ル・リダと父親の様子に流石に衝撃を受けたドラコは慌てて周りにいる子供たちに語りかけた。


「あ……そ、そんな……うぅ……で、でもお父さん……み、みんなもル・リダお姉ちゃんは関係無いって……必死に庇ってくれてたって……」

「だが仲間の凶行を止めれなかったことも事実である……」

「だ、だって物凄く強かったって……み、皆のお父さんが束になっても傷一つ付けられなかったって……そ、それなのに……」

「もういいのドラコちゃん……庇ってくれてありがとう……私が言って良い事ではないけれど、お友達の皆と支え合って……幸せになってね……」

「あ……や、やだぁっ!! ル・リダお姉ちゃんも一緒じゃないとヤダぁっ!! ル・リダお姉ちゃんとエメラと皆と一緒に楽しく暮らすのぉっ!!」


 そこでドラコは弾かれたように涙を流しながらパパドラの身体へと飛びついた。


「お、お父さん許してあげてよぉっ!! わ、私も謝るからぁっ!! そ、それに良く分からないけど私が捕まったせいで凄い強い奴が生まれちゃったんでしょっ!? ならル・リダお姉ちゃん一人のせいじゃないよぉっ!!」

「ドゥルルル……ドゥルルル……」

「ほ、ほら他の子達も言ってるよっ!! ル・リダお姉ちゃん凄く苦しくて殆ど動けない状態なのに、色んな魔法使ってお世話してくれてたってっ!! だ、だからお願いだから……うぅ……ぐすん……っ」

「ど、ドラコちゃん……お父さんを困らせちゃ駄目よ……それに他の子達も私の仲間のせいでお父さんを失ったのに庇ってくれてありがとう……だけど……」

「……はぁ……全く貴様らは早合点しおって……我は罰するとは言ったが命を奪うなどとは一言も言っておらぬぞ」


 そこでパパドラは疲れたようなため息を漏らしたかと思うと、どこか優しくそう呟きながら泣きつくドラコの頭を撫でてあげた。


「えっ!? お、お父さんっ!? だ、だってさっき始末をつけるって……っ」

「それはこの事態の始末をつけるということだ……我が意志を無視して勝手に頭を下げ命を投げ出そうとしている愚か者のな……」

「ぱ、パパドラさんっ!!」


 予想外の言葉に思わず俺も期待を込めて叫んでしまうが、パパドラはやはりやれやれと呆れたようにしながらも……口元を僅かに緩めて見せるのだった。


「ふん、この場でこやつを殺したところで仲間が戻ってくるわけも無し……むしろ元凶である魔王とやり合う貴様の不興を買うだけだ……それでは同胞たちの無念を晴らすどころではなくなってしまうやもしれんからな……それに、貴様の命一つで償えるほど我が同胞達の命はかるくはない」

「え……で、では私はどうやって償えは……」

「決まっておろう……犠牲となった我が同胞の敵を討つためにも我らと行動を共にして魔王を倒す手助けをせよ……その後は親を失いしあの者らの世話をしてもらう……生涯をかけてな……」

「あっ!! そ、そうだよっ!! ル・リダお姉ちゃんがいっしょにくらして私たちの面倒見てくれたらいいのっ!! そ、その方が絶対に良いよっ!! そうしようよル・リダお姉ちゃんっ!!」

「で、でも……ですがそんな……よ、よろしいのですか本当に?」


 恐らくは自らにとって好都合すぎる提案に、思わずル・リダは尋ね返してしまう。

 何せ魔獣である彼女にしてみれば、もし今回の件を生き残っても済む場所を見つけるのは困難だったであろう。

 だからそれを解消しつつ、魔獣達の起こした責任の一端を背負えるドラゴンの子供のお世話は……小さい子好きな性格も合わせて理想的な展開すぎて罰とはとても思えなかったようだ。


「ふん……こき使ってやるから覚悟するがよい……それにその子らが将来育ち、自らが成された非道を自覚した際に貴様の命を狙うやもしれん……その際には我は一切庇わぬからな……それを覚悟の上で自らの命を奪うやもしれぬあの子らの面倒を見るのだぞ……立派な罰であろう」

「そんなことならない……みんないい子だもん……きっとわかってくれるもん……だからエメラと一緒に皆で暮らそうねル・リダお姉ちゃん?」


 改めてドラゴンの父娘に見つめられて問われたル・リダは、涙をぬぐうと笑顔ではっきりと頷くのだった。


「わかりました……私なりに罪を償うため、全力で協力させていただきますっ!!」

「やったぁーっ!! えへへっ!! ル・リダお姉ちゃんと一緒~っ!! お父さんありがとぉ~っ!!」

「はぁぁ……よ、よかったねぇル・リダさん……ドラコさん……それにレイドも安心したでしょぉ?」

「ああ……良かったよ本当に……」


 そんな様子を眺めながら、俺とアイダも何とか上手くまとまってくれた事実に安堵して胸を撫でおろすのだった。


「……あんまり話には付いていけなかったんだが、とりあえずそろそろ上に戻らねぇか?」

「マキナ殿が心配してるっていうし……下手したら他の奴らまで下りて気かねぇぞ?」

「そうそう……ドラコっ子やドドドラゴンならともかく、エメラが来たら大変……絶対騒がしくなる……」

「えっ? 麻痺解いちゃっ……ああ、攻撃魔法(ファイアーレーザー)で魔力が付きかけたから……」

「……そう言えば先ほどから何度も我が娘がエメラという名をかたっておるが、一体どのような者なのだ? あれほど懐いているところを見るとル・リダと同じでよほどの人格者だと思われるが……?」

「「「「「「……俺(私・僕)の口からは何とも」」」」」」










「ど、ど、ドラコちゃぁあああああんっ!! あんまり帰りが遅いからお迎えに上がりましたよぉおおおおおおっ!! はぁはぁっ!! ど、ドラコっ子ちゃん達も一緒ですよぉおおおっ!! はああぁああっ!! ぺ、ペロペロチュッチュしてあげるから早く私の胸に飛び込んくるのでぇえええすっ!!」

「「「「「「っ!!?」」」」」」

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[一言] さすがに子育ては一人では辛いからねえ。 まあ、半ば許されて。 といったところで。エメラで台無し/w なるほど。伏線って、後で役に立ちそうとあらかじめばらまいておいて、それで必要に応じて回…
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