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俺のアイデアも会長と話し合うか

 あとは俺のアイデアを会長と話し合うか。


「まず、ヘリコプターやセスナが置いてあった、ヘリポートや滑走路と格納庫は完全な空きスペースなんで、とりあえずラジコンカーやミニ四駆を走らせられるスペースにするのがいいかと思うんだけどどうだろう?」


 俺がそう言うと会長は首を傾げた。


「それでお金になるのですか?」


 俺はちょっと苦笑しつつ答える。


「それそのものは入場料だけだからあんまりお金にならないけど、今じゃ自由にラジコンを走らせたり飛ばせる場所は少ないし人は集まると思う。

 あと田の宮模型と提携して賞金の出る大会を誘致すればテレビ放送もされるはずだ」


「なるほど、それにより知名度が上がるというわけですのね」


「うん、それに都市部では空地も少ないし、ラジコンを道路で走らせたら怒られるからこういう場所を求めている人は多いと思うよ。

 だから室内でも遊べるミニ四駆が人気になってきてるんだとも思うし」


「たしかにこちらで何かを用意する費用もあまりかからないでしょうし、土地を遊ばせておくより良いですわね」


「まっ平らな元々の滑走路があるからラジコン飛行機やヘリコプターも飛ばしやすいだろうし、オフロードバギーは砂浜を走らせても楽しそうだし、軍艦とかヨットのラジコンならボート乗り場で動かしても楽しそうだとおもう」


「近辺のラジコンマニアが集まってくればそれなりにお金も落とすはずということですわね」


「うん、そういう人たちの中にも売店を利用したり温泉に入ったりする人もいると思うんだ」


「ではその方向で広告に含めましょう。

 ミニ四駆用のサーキットも購入すればいいでしょうか?」


「うん、お願いできるかな?」


「わかりましたわ」


「あと夏の同人誌即売会はもう晴海で決まってるけど、今年の冬か来年の夏の会場に谷津遊園の大食堂か格納庫を使ってもらうのがいいかなって思うんだ」


「それの目的はなんですの?」


「まず1つは今じゃかなりの人数も参加してるから単純に人が集まる可能性が高いってこと。

 で、デッサン力はプロ顔負けなアマチュア同人作家も少なくないから、買った出版社のほうで漫画を描いてもらって書店で売ろうと思ってるんだ」


「それでしたら普通に小説の書き手を募集しては?」


「あ、うーん、賞と賞金を設定して応募を募集するとして、それをどこで告知するかとかが問題だよね」


「なるほどそれは確かにそうですわね」


 これがマイナーな出版社の辛い所。


「まあ、温泉施設があるので付随して、空いてる場所はオートキャンプやテントキャンプもできて、バンガローやコテージ、囲炉裏のある和風民家もあるキャンプ場にしてというのはどうだろう。

 もちろんキャンプファイヤーとかバーベキューもできるようにして。

 ログハウスのバンガローならホテルを作るよりずっと安くて500万円くらいからできるみたいだし金も比較的かからないほうだと思う」


「ホテルは作らず、ららぽーとのホテルサンライトガーデンららぽーとと提携するというお話でしたものね。

 キャンピングカーがすごく売れてるのも事実でしたし、けれどもキャンピングカーで泊まれるキャンプ場はそう多くないのも事実でしたから良いことではないかと思いますわ」


「あと食堂では駅弁を売ってくけど、今年のダイヤ改正でほとんどなくなった特急の食堂車を譲り受けてそこで食べてもらいたいな」


「安く手に入るならそれもありですわね」


「うん、しかも食堂車が懐かしいという人は結構いるはずだし」


「ではそれもやりましょうか」


「後、今は何もいない動物園だけど、他の動物園では見かけないような珍しい動物を飼育したいと思う。

 ウォンバットとかレッサーパンダとかアライグマとかカワウソとか」


「ウォンバットですの?」


「ああ、ウォンバットはコアラの親戚でもうちょっとでかくしたようなやつ。

 人懐こいし、割となんでも食べるらしいから飼いやすいらしいし、オーストラリアだと害獣扱いなんで安く手に入ると思う」


「ではそういたしましょう。

 差別化できて比較的飼育が楽なら言うことはありませんわ」


「子供動物園はありきたりだけどポニーや山羊や羊やモルモットや兎でいいと思う」


「そうですわね、そこは無理に珍しいものを揃えることはないでしょう」


「あと野球の人気球団である読買ガイアンツ発祥の地の記念碑にもあるし、ガイアンツを誘致できないかな?」


 俺がそう言ったところで会長は小首をかしげた後言った。


「それは無理ですわね」


「おおう、一刀両断だね」


「まずガイアンツは現在ドーム球場を建設中ですし、既に金をかけているそちらを放置する理由がございません」


「ああ、たしかに、そりゃそうか」


「それに私たちのような零細企業が何かを言っても取り合ってくれるはずがございませんわ」


「たしかに今までのゲームを持ち込んだゲーム会社はそんなに大きくなかったし、門川はもともと持ち込みとかはあるだろうから、対応してもらえたけど、天下の読買じゃ相手にもされないか」


「もう一つ同じ球場を本拠地にしている日の本ハムファイアーズなら、おそらく誘致はできると思いますけれど?」


「うーん、人気の差を考えるとスタジアム建設に50億だして元が取れるかどうかかな。

 ドーム球場だと400億円くらいかかるだろうし……これは当面は保留かな」


「そうですわね、すぐにやろうとしないでもいいかと」


「となると運動会場は近くの学校の運動会とかに貸し出すくらいかな」


「それでも良いと思いますわ。

 資金的な余裕が出てきたら野球やサッカーの試合をできるスタジアムにしても良いと思いますわ」


「まあ無理に金をかけることもないか。

 ああ、あと余裕が出てきたらアニメに出てくる乗り物やロボットの実物大のものをスターライナーがあった場所に展示もしたいな」


「アニメの乗り物やロボット?」


「ああ、俺たちが版権を買った国際動画社のロボットとかも結構人気があるけど、まずは車形態なら中古車を買って外観を改造すればそこまで金もかかんないと思う」


「そうすればファンも来るということでしょうか?」


「将来的にはそうなると思う。

 即効性はあんまりないかもしれないけどな」


「お金があまりかからないのであればやっても良いと思いますわよ」


「じゃあ、J10シリーズで一番人気があった銀河始末屋ブレイダーの車形態から始めようか。

 バクソウダーのほうがバイクだから簡単だけど外見ではバクソウダーとはわかりづらいだろうし」


「そのあたりの企画の詰めはおまかせしますわ」


「了解、最終的にはゼロ戦とか疾風とか一式陸攻とかチハとか航空機や戦車なんかの博物館的な保存とかもしたいけどな」


「それはスターライナーがあったからですの?」


「まあ、それもあるしそういうことはやりたがらないところのほうが多いだろうからさ」


「そういうものですの?」


「ああ。で、これは金になるかどうかというよりも、歴史を忘れないようにしたりするためにも大事かなって」


「将来的になら考えておきましょう」


「うん、そうしてもらえればって思う」


「あとは、若い女性向けにセイント・リオと業務提携することもしたいけど」


「けど?」


「アニメとかの場所とは別にミニテーマパークのようにしたほうがいいかなこれは。

 ただららぽーとの中に屋内型ミニパークを建てる話とかも出るだろうから早めに話をしておくべきかも」


「わかりました、その話も進めておきましょう」


「まあ当面はこんなところかな。

 ゲームの桃鉄やいずれ作るつもりの、国鉄列車変形ロボアニメを発表したらそっち関係も押し出していきたいと思うけど」


 これは“前”の新幹線が変形するロボットアニメが元だけど全国の駅を出したりするにはいいと思うんだ


「なるほど、自分たちのオリジナルコンテンツを前面に押し出せたほうが余計なお金も出ていきませんし良いですわね」


「あと熊野神社は縁結びや家内安全、金山神社は金運上昇や商売繁盛のお守りとか絵馬を発売したいな」


「そうですわね。

 せっかく神社の宗教法人も設立しましたし、それもアニメに絡めてみてはどうです?」


「ああ、それもいいかもな」


「後バカ高い手数料を取られるのももったいないし、潰れかけた小さな証券会社があればソレを買収するか新たに立ち上げたほうが安ければ証券会社を立ち上げたいな」


「たしかにそうですわね。

 では司法書士の生方と相談してみますわ」


 まあ今はこんなとこかな。

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