ゴールデンウイークまでに横浜夢幻ランドのロープウェイは何とか設置できたよ
さて、夢観光を買収して手に入れた奈良と横浜にある夢幻ランドだが、奈良のほうはそのままでもほぼ問題なかったが、問題は横浜のほうでゴールデンウィークまでにロープウェイが開通するかどうかがカギだったが何とか間に合ったようだ。
厳密にいえば懸架式モノレールの軌道に似た高架線にぶら下がる形でロープウェイのゴンドラのようなものがロープで引っ張られ移動するもので、これは単純なロープウェイだとカーブに対応するのが大変だからなんだけどな。
あとは大船からの送迎バスは廃止する代わりに小田急電鉄江ノ島線の六会日大前駅と湘南台駅からの無料送迎バスも走らせているのでだいぶアクセスはよくなった。
「これでゴールデンウィークの入場者数が増えそうだな」
「稼ぎ時に間に合ってよかったですわね」
まあこれは渋滞に悩む地元の自治体が全面的に協力してくれたのもあったんだけどな。
モノレール廃止後にも中々それを取り壊さずにリニアモーターカーを走らせようとしたのも、夢幻ランドの経営が悪化して昭和45年(1970年)に敷地東側の部分売却をしてそこには高層団地が建設されているのだが、そこの居住者が通勤のために大船へ出るためにもロープウェイが使われているので、ロープウェイのほうも結構利用客がいる。
そしてこのロープウェイは大船観音わきの森林地帯から小雀浄水場を地上30メートルの空中から見おろしながら、東俣野町の森林をぬけて夢幻ランド前の駅に到着するのだが、晴れた日には伊豆、箱根、富士丹沢の連峰を眺められ一種のアトラクションとしても機能しているのだ。
さらにもともと団地の居住者にモノレールの運転を再開することで「渋滞知らずの通勤」を謳い文句に団地の入居者募集を行った経緯もあったから、皆が便利になったわけでロープウェイは渋滞に巻き込まれて時間がかかるバスよりもずっと早いのがメリットだ。
ちなみに横浜夢幻ランドは遊園地だけではなく映画館やスポーツプラザと呼ばれるボーリング場、卓球場、レストラン、大宴会場、ディスコ、ゲームセンターなどのテナントが入っているビルやサッカーコートやテニスコート、ゴルフの打ちっぱなし、パットゴルフコース、プールなどもある総合レジャーランドで近くの大学生が結構利用しているし、遊園地のアトラクションの潜水艦は実際は水に潜るわけではないものの船底が客席になっていて、水中の光景を楽しめたためまるで潜水艦に乗っているような気分を味わえるこの時点では日本唯一のアトラクションだったりする。
またワンダーホイールという大観覧車は高さ75メートルで、開園当時は世界一の大きさと言われていたが、その売りはゴンドラが1台おきに通常のタイプとフレーム内に設置されたいびつな楕円形のレールに沿って滑車で移動するタイプに分かれており、後者は回転に応じて自重でレールに沿って移動しつつ揺れる構造となっており、揺れるタイプは下手な絶叫マシンよりもよっぽど怖いと評判で、スリルを味わうために、動くゴンドラに人気が集中している。
ジェットコースターもシャトルループというループコースターがあり70年代から80年代にかけてはアトラクションも積極的に導入されているので意外とアトラクションは新しいものも多い。
あと地味に奈良から分祀された春日神社にはこれまた奈良から連れてこられた神鹿がいて鹿せんべいを上げることもできるのでプチ奈良気分が味わえたりもする。
そして舞浜のあれはまだ京葉線が開通していないこともあって付近は高速道路も含めて渋滞が激しいことやアトラクションの待ち時間が長すぎることで評判は芳しくない。
”前”は雷通が無理やり広告でそういった悪評を打ち消していたが、今は雷通にそこまで影響力はなくなっているから結構苦しいんじゃないかな。
あと戸塚・大船・藤沢などの横浜南部から湘南周辺の小学生や中学生にとって遊園地といえば、夢幻ランドって感じで、近くに競合する遊園地もないし、千葉で遊園地っていえば谷津遊園というように地元の子供には親しまれている場所でもあるんでなんだかんだでアクセスが良くなれば利用者も増えたから買い取った甲斐があったな。
ああ、奈良のほうはもともと経営状況に何も問題はないのでそっちは安心していられるよ。




