四日目の札幌の手作りピザとジンギスカンはめちゃうまかった
さて翌日四日目もホテルでありがちな朝食を取りながら、札幌へ移動。
まずは農業体験だな。
「本日は皆さんにまずタマネギの収穫を体験していただきます」
「はい、よろしくおねがいします」
「また乳搾りも体験してもらいますね」
玉ねぎの収穫方法を教わってから軍手を付けて玉ねぎを引き抜いて皆が収穫し、どんな時期にどんな農作物を作付けするか、収穫できるかを教えてもらい、乳牛の乳を手で絞ってから実際に搾乳の光景を見たりした後で、ベリージャムやここで収穫された小麦を使ったハンドメイドのパンやピザ作り、牛乳を使ったバターやチーズなどの手作り体験も行なう。
「バターって意外と簡単に作れるんだな」
俺たちはバター作りとピザ作りに挑戦中。
「結構びっくりね」
武田くんと千葉さんは器用にピザ生地を作って、その上に色々な具材をのせている。
「冷凍じゃない自分だけのオリジナルピサを作れるなんてサイコー」
「これは食いでがあるよな」
浅井さんは玉ねぎを使ってふわふわのオムレツなんか作ったらしい。
もちろん自分たちで作ったものは自分たちで食べることが出来る。
「本当に美味しいね」
「ほんとすごいよ」
「そ、そうですか?」
浅井さんの料理の腕はこの時代のそこらのおかんじゃ太刀打ちできないレベルだからな。
「ん、やっぱうまいなこれ」
「そうね、こういう新鮮なチーズを食べたら市販のチーズなんて食べられないわね」
「ピザもアツアツでサイコー」
「しかも遠慮なしで食べられるもんな」
「っていうか武田くん作りすぎだよ」
結構でかいピザを3枚も作っているんだけど作り過ぎじゃないかな。
「これくらい全然食べ切れるって」
という宣言に嘘偽りはなく武田くんは1枚半ほどを完食し、残りの半分ずつを俺たち3人で食ったけど半分でも結構な量だった。
その後は丘の上のクラークをみてみんなでクラークにポーズをした写真撮影したり、日本三大がっかりスポットといわれる札幌市時計台に行って周りの高層ビルを入れないように写真を取るのに四苦八苦したり、中の札幌歴史館で北海道の開拓の歴史を学んだりして、夕方は北海道といえばこれって言う感じのジンギスカン料理だ。
「この塩だれのジンギスカンまじでうまいな」
俺はラムの塩ダレをバクついていて、斉藤さんもパクパク食べている。
「意外に癖や臭みはないのね」
「ラムだとあんまり癖や臭みがないらしいぞ。
マトンだと普通にジンギスカンのタレのほうがいいな」
武田くんや千葉さんも美味しそうに食っているな。
「もやしや玉ねぎや長ネギもおいしーよ」
野菜はキャベツやピーマン、かぼちゃなどもあるし、エゾシカの肉や鴨肉もあるがそっちはもっと癖がないな。
「二日目三日目のホテルの料理はいまいちだったから、今日はうまいものが食えてよかったぜ」
俺がそう言うと武田くんも深く頷いた。
「まったくだ、ホテルの飯も味が大事だよな」
研修旅行の先生たちの食事は基本別だが、きっと上杉先生はビールを沢山かっくらっているんだろうな。
その後は札幌もいわ山ロープウェイで札幌の夜景を堪能したらホテルでおやすみなさい。
しかし札幌観光のハイライトである「さっぽろ雪まつり」が見られないシーズンで、札幌ラーメン巡りも出来ないとなるとあとは北海道庁旧本庁舎とかくらいだろうし札幌も観光で回るところが意外と少ないな。




