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@ クソゲヱリミックス! @ [√6連載中]  作者: キラワケ
第十三章 気になる彼女は○○○で×××で。
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第357話 √3-9 気になる彼女は○○○で×××で。

これを書いて数日経ったあとに、俺は後悔するだろう。

やだ、この話寒過ぎ……

「ジャンプ台ですね……」

「うん……」

 

 俺と会長がグラウンドに半分埋まった緑色の物体を見て改めて確認する。


「それで○○君は、これが三メートルなんで飛ぶってわかったの?」


 会長がそう聞くが、そういえばそうだ。なぜにそんなことを知っているのかと、疑問に思ったからです。


「それはですね、同じクラスの××君が”実際にやってみた”」

「懐かしいなあ、トリ○アっ!」

「――記録三メートルと十一センチ”飛んだ。”――この世に以下略――七分咲きです!」

「そこまで再現しなくてもいいから!」


 やっぱこの委員タダモノじゃねえ。


「ちょっとシモ吉くん、飛んでみなさいよ」

「や、やだよ……ってシモ吉くんって誰ですか! ク○吉みたいに言わないでくださいよ!」

「私探偵よりも通報するのが趣味なの」

「俺が何をしたんだぁぁぁぁぁ!」


 ウサ○っぽいヤツ、会長。ク○吉っぽいの、俺でお送りしました――って、いやいやいや!


「あ、会長さん。丁度ク○ボー持ってきてたぞ」

「コナツ気が効くね~」

「丁度持ってきた!?」


 なんで、そんなものを持ち歩いているんだ福島は!? そんな意味不明にキャラ立てようとしても……うん。

 てか、ク○ボーはク○ボ-でも遊○王の方かよ!?


「ウチが放り投げるぜい、てやぁっ!」

「”飛んだ”」


 委員がすかさずナレーション。だからコイツ以下略。


「目視だと……二メートルと八十センチですね」


 なぜ見えたし! さりげないハイスペックぶりを垣間見せるコイツマジでなんなんだ!


「残念ね、これだとダーツ一本分だわ」


 チサさんが何故かフレン○パークっぽいこと言い始めた。


「じーはんき、じーはんき、じーはんき!」

 

 パ○ェロじゃねえのかよ! てかユイは自販機を景品に頼むな! 

 てか微妙なパロディを混ぜ過ぎてイミフすぎるぞ!? すると会長はポケットをゴソゴソといじくって、何かを取りだした。


「残念賞は廃棄された自販機を再利用してつくった、ペットボトルキャップでーす」


 じはんきいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!

 

「って、ここまでの流れはいいとしても! なんでこんなふざけた外見なのに確かな性能な、アブナイ代物がグラウンドに埋まっているのかが、問題なんじゃないですかっ!」


 俺はとりあえずその問題を訴える。この人たちは何故か死に物狂いでパロディに持って行きそうになるからな。

 クランナが元ネタ分からず困惑してるから、そろそろやめれ。そして姉貴様は俺をみつめながら「ユウくんのツッコミ鋭い……」と何故か悦の表情に浸っているのは何故なんだぜ!


「その発想はなかったよ……」「そういえばそうね……」「えーと、とりあえず現状は危ないのですね」「目の付けどころがディープだぜ」「己はドクペを所望しておる」


 最初の二人は絶対気付いているとして、最後から二人こと福島とユイはなんなんだ。色々とテキトーすぎるだろう。


「とりあえず○○君撤去よ!」

「”実際にやってみた”」


 なぜに地雷撤去の時みたいな、シールドとマジックハンドっぽいものを持って万全を期した格好をしているのだろうか、この委員は。

  

「”取れた”」

「解体して資源ごみよ!」

「了解しました、会長!」


 なんでも出来るな、この委員。

 

 さらに探してみると、グラウンドには同じものが三つ埋まり、花火の打ちだし砲のついた旗も撤去した。

 本当にイタズラにしては無駄に凝ってるんだよな。その後にもどっかの木に”食べたら体が大きくなりそうな茸”が生えていたので回収した。てか何故にマ○オ縛りなのかと。


 そしてこれが始まりを告げる、ある一要素だったことに以下続く。

 まあ、それで本番はあっさりと訪れるわけで。

 


六月十二日



 土曜日に設定されたことで、親から町民までわんさかと人が集まる。


『えー、総合アナウンサーの一年二組下之ユウジです。体育祭開始です――』


 ”始まった”

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