教えて! シアさん先生!! その17
「皆さんこんにちは、それともおはようございます、こんばんはでしょうか? メイドのバレンシアでございます」
「…………あれ? それだけ!? あ、アシスタント、でいいのかな? シラユキです。こんにちわー。教シアだよね? これ」
「ええ、まあ、その……、何と言いますか……」
「なになに? シアさんでも言いにくいこと? 裏話だといっつも遠慮なんて全くしないのに」
「はい……。実は、前回の教シア16の投稿日が2013年7月でありまして……」
「う? もうそんなに経ってたの? い、いつの間に……」
「ええ、本当にいつの間にですね……。本編の私でしたら三年程度何とも思う事すらないのですが、ね」
「うーん、折角質問を何個も貰ってるのに間が空きすぎちゃってるんだねー。今更答えても質問を書いた人ももう忘れちゃってるかも」
「そこが一番の問題であり反省するべき点でありますね。次回、があるとするならば、冗談や軽口は抜きにして、本当に早め早めにお答えしていこうと思います」
「それじゃ後で、質問が何個溜まったら書く、とか決めておこうねシアさん」
「はい姫様。では、お風呂とベッドの中でとどちらがよろしいでしょうか!?」
「もういつものシアさんに戻っちゃったよ……。ふふふ」
「さて、真面目半分なお話はここまでです。実に三年半ぶりの」
「『教えて! シアさん先生!!』第十七回を始めます! ……真面目半分!?」
「気のせいです。さあ姫様、今回も質問全てに回答する予定ですのでさくさくと進めていきますよ。ではまずはこちらからどうぞ。可愛らしくどうぞ」
「むう、回答を盾にとって好き放題しそうな予感! ええっとなになに……。『シラユキのおっぱいを揉む手からは幸せオーラが出てるのなと思ったけど、まさか無意識に癒しの力が微量に出てて最善の型と張りをキープ出来るようにしてるとか?w』だって。まずは……、どこのお話の何に対しての疑問なのかがさっぱり分かりません! ごめんなさい!」
「おお、誤魔化しを入れずに正直に謝罪をされる姫様も大変可愛らしいです。そうですね……、ここは実際に揉みに揉みまくられている者から話を伺ってみましょうか」
「揉みに揉みまくられているって……、実際にそうだから何も言い返せない! 私お付きの三人はどうしても毎日揉んじゃうもんね……」
「ふふ、それが私どもにとっては何よりも幸せなのですから何も問題はありませんよ。正直に申しますとむしろ足りないくらいです、揉まれないと死んでしまいます」
「特にシアさんはお風呂で毎日揉みまくっちゃってるのに! あ、先に一つ答えちゃいますね。癒しの魔法は多分使ってないと思います。無意識に使っちゃってる可能性もゼロとは言い切れない、かもしれないくらいです。そんなに使ってたら魔力疲れになっちゃいそうですから」
「丁寧語で話される姫様も相当久しぶりな気がしますね可愛らしい。それではまず一人目は誰に……、いえ、二人共でいいですか。メア、フラン」
「はいはいなーに? とりあえずシラユキはこっちおいでおいで」
「わーいフランさーん!」
「フランずっるい! で、シア、何の用?」
「ええ、かくかくしかじかという訳です。そして姫様は可愛らしすぎます」
「あはは、確かにね。ええと、例の変な質問コーナー? うーん、姫におっぱい揉まれてる時と聞かれてもね……。確かに可愛くてくすぐったくて、幸せかな? 別に魔法を使われてるっていう感じはしないけど……」
「うん、私も私も。張りと言うか、肌荒れとかスキンケアは全力で気にしてるからそのせいなんじゃない? 私ら三人って特に直接頬擦りされる事が多いからそこは絶対に手を抜けないところだからね」
「そうそう、胸の下ってどうしても汗掻いちゃうもんね……。汗疹なんて出来たら姫に見せるのも嫌だよ。やっぱりシアもそう?」
「ええ、私も胸は特に特に念入りなケアを心掛けていますね。……という事はつまるところ回答としては、『姫様が癒しの魔法を無意識に使われているのではなく、型や張りをキープできているのは私たち個人の努力に寄るもの』でしょうか? まあ、お付き三人のみの事ではありますが」
「た、多分……。そんなに気にしなくてもいいのにー。でも嬉しいかも! メアさーん! ふふふ」
「ふふ、姫かーわいい! あ、そう言えば……、私もフランもだけど、まだ少しずつ胸が大きくなっていってるから多分何かしらの効能はあると思うよ。うん、これは絶対あると思う」
「なにそれこわい」「もげなさい」
「シアこわっ! ねえねえフラン、これ言われるの凄く久しぶりなんじゃない?」
「レンってばもう私らには完全に気を許しちゃってるからね。長い付き合いの賜物ってやつ?」
「やめてください恥ずかしい……。むう、やはりこの二人がいるとどうにもやりにくいですね……」
「こほん。気を取り直して次の質問に移りたいと思います。はい姫様」
「はーい! あ、いくつか纏まってる質問だから少しずつにするね。まずは、『チョコタルトの話でふと思ったのですが、チーズかチョコなどのフォンデュは存在するのでしょうか?』からね。これはエレナさんがチョコタルトを持って来てくれた時の話だね。実際は自分が食べたいからって台所の食材を勝手に使っちゃったんだけど……。とりあえず『チョコもチーズフォンデュもあります』」
「チーズの食べ方としては割りと一般的なものですしね。チョコは多少贅沢品に入ってしまうかもしれません。……普通すぎます」
「普通が一番なの! まったくもう……。次はええと、『チョコフォンデュをシラユキがやるとイチゴだらけになりそうですが、バナナとかマシュマロとかあるのかな?』だね。私は苺はそのままで楽しむ派なのであんまりやりませんねー」
「また普通すぎる質問ではありませんか! はあ……。『バナナはあります。マシュマロも存在しています』。バナナは温帯地方の……、いえ、普通にバナナなのでこの辺りはどうでもいいですか。マシュマロはリリアナさんが考案されたお菓子の一つですね。あの方は本当にもう、謎メイドである私以上に謎の深い方で……」
「シアさんすっごく苦手だもんねー、ふふふ。メジャーなお菓子、洋菓子は大体リリアナさんが考えたらしいです。リリアナさんすごーい!」
「可愛らしい! と、ちなみにもう一つの質問、『シラユキの発案ならショコラさんに新たな名前が追加される可能性もありますが、その場合はチーズかチョコのどっちのフォンデュなのかもしくは両方なのか興味がありますw」に関してなのですが、どちらも一般的な食し方なので名前に追加される事はないでしょう」
「フォンデュっていうのも可愛い名前だからちょっと勿体ないかもね。……はっ!? そんな名前のモンスターが出るゲームを結構前にやった覚えが……? 色違い……、プロフェッショナル……、完全版商法……、うっ頭が!」
「姫様!? お気を確かに!!」
「色違いモンスターズとか言われてるけど私はすごく面白いゲームだと思います!」
「お気を確かに持ちすぎです! しょ、小休止を挟みましょう!」
※小休止
バナナは一度だけ本編に登場している(筈)なのでこの質問は、『チーズフォンデュとチョコフォンデュにバナナとマシュマロは使われているのか?』だったかもしれません。かもしれませんじゃなくてそう捉えるのが普通なのではないでしょうか!?(迫真) その場合の答えは、『どちらも使われている』ですね。
ちなみにシラユキはマシュマロが苦手です。嫌いじゃないけど進んで食べたいとは思わない、くらいに思っています。おっぱいは大好きなのに? と思われそうですね。
「……姫様? 落ち着かれましたか?」
「裏話の私は自分でもビックリするくらい落ち着いてると思うけど……。何かおかしかった?」
「いえいえ、どうやら同僚の登場とあまりの質問の普通さについ場の空気を忘れ、ただのネタに過剰反応をしてしまっていた様です。本当に申し訳ありません」
「質問が悪いみたいな言い方しないの! もう!」
「可愛らしいです姫様! さて、小休止も挟んだところで……」
「次の質問だねー」
「今回はこの辺りで終わりという事にしましょう。いえ、続きますと言った方が正しいですか」
「え? 全部答えるんじゃなかったの!? あ、まだ結構残ってるんだ?」
「はい、残りは四問ですね。一応今のところは、ですが」
「これを投稿したらまた増えちゃうかもだねー。私はこのコーナーが好きだから質問がいっぱい来るのは嬉しいけど」
「ほう! それはつまり、私と二人きりの語り合いがそれ程に……、今回の様にゲストもたまに来ましたね」
「露骨にがっかりしてる……。それじゃもうちょっと休憩しよっか?」
「はい、お昼寝もいいかもしれませんね、ベッドの中で冒頭のお話の続きといきましょう。勿論その間は私の胸を揉みに揉みに揉みまくって頂きます。ご要望がおありでしたらチョコやチーズを塗って頂いても構いませんよ? ……いいえ是非塗りましょう! その愛らしいお口と舌で舐め取ってください!!」
「冗談のつもりが途中から本気になってる!! そんな変態プレイはしませーん!」
「でも興味はありますよね?」
「うん。……もう!!」
「ふふふ、可愛らしい」
続きます!
なるべく急ぎで投稿する予定です。予定です。




