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巨大数による異世界介入  作者: 社畜を辞めたい
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新たな奴隷娘ララ

異世界転生56日目の朝。


「ジン様…ジンさまぁ…」


俺はルーメンの屋敷で起きた。

リルエルは今日も俺の上で元気だ。

きつきつゆえ、無理矢理侵入している感じがたまらない。



「ジン…私はまだ眠いんだぞ!…あっ」


リルエルと楽しんだら、寝ていたネプを後ろから楽しむ。

眠いと言っても、始まってしまえばこっちのものだ。

最近、俺の形に適合してきて嬉しい。




フーリゲと獣王国の交渉は続いており、夜に向かうことになっている。

隷属の首輪には合意したらしいが、賠償内容で揉めているらしい。


戦時奴隷となる王女は四人いたが、処女は末娘だけだった。

非処女を抱く気は無いので、予備として獣王国に留めることにした。

それと引き替えに、港を含む領地一帯を直轄領にすることを要求している。

まぁ、予備の王女達の軟禁先にするので、獣王国も賛成するだろう。






「…以上、ご報告申し上げます!」


俺は随分やつれた準男爵から、領地経営の報告を受けていた。

当たり前だがルーメンは絶好調、その他の直轄領も順調だ。

問題は帝都南部の問題児、バロン公爵領だ。


「バロン公爵領にある直轄領へ、ちょっかいをかけてくる輩は、

 増え続けているということでよろしいでしょうか?」


「左様でございます!」


この直轄領は、都市を避けて設置した領地だ。

もちろん、街道の通行は許可しているが、外れることを許していない。


「バロン公爵領の改革も、捗っていないのですよね?」


「左様でございます!」


巫女天狗を働かせているから、制度自体は改革されている。

しかし、それを実行する貴族や臣民がいない。


元公爵家もダメだったが、その臣民もダメだったわけだ。

まるで某国のようだ。いや貴族制度は守られているから、バロン公爵領の方がましか。

まぁ、予想できたから、直轄領を住民のいない土地にしたわけだが。


「それでは、バロン公爵領の改革は保留にしましょう。

 公国の制度とバロン公爵領の制度の、一貫性を保持する人員だけ残すようにして下さい。

 残りは、直轄領への侵入を阻止する仕事に振り分けて下さい。」


「直ちに!」


「それと、バロン公爵領では、直轄領以外に入れば公国が認めない限り、

 公爵領からは出られないと通達を出して下さい。

 巫女天狗には、直轄領内に新たな道と宿屋を作らせます。」


「直ちに!」


うん、バロン公爵領は切り捨てる方針で行こう。

話の分かる人間だけ、こっちに来て貰えればいい。






「ジン、待っていたよ。

 これが王国と獣王国で合意した降伏内容になる。」


夜に、獣王国王都へ行くとフーリゲから合意文書を渡された。

獣王国の王族と主要閣僚一同のお出迎えだ。


1.獣王国は獣公爵となる。エスパルト王国の一部となり、ルーメン公国の臣下となる。

2.旧王族及び主要貴族家は、隷属の首輪により絶対の忠誠を王国に誓う。

3.エスパルト王国への賠償として、大砲の生産設備及び人員を献上する。

4.次期公爵家当主は、ルーメン公国王の血を引くこと。


まぁ、大体こんな感じだった。

フーリゲめ、大砲の技術を認識するのに時間がかかったな。

そしてその有用性から、一切合切を王族で支配すると。

俺が、大砲のことを知らないことが前提の行動だが、王族らしいことで。


「あと、ジンの要望も認めて貰ったよ。」


そう言うフーリゲに反応して、一人の王女が前に出てきた。

ドレスを身に纏い、物腰はリルエルのようだ。


「陛下、私第四王女のララと申します。」


ララは、一言で言えば猫耳美少女だった。

イリンと同じ年頃、華奢な体に会わせたかのような胸。

ネプよりやや高い背丈に、くりくりお目々。

何より、ふわふわな猫耳と猫しっぽ!

にぎにぎしたい!!

ありがとうございました。


22日からの連休は更新できそうです。

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運営様からの削除通告があり、今は次作「対称性を破って現実⇔異世界変革」に夢中です。
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