74/77
第74話 親友の霊は僕と彼女の仲をとりもってくれるみたい? (5)
だから僕は他人から白い目で見られようが、さり気なくだが、ランのお尻を制服のスカートの上から、さわさわ、なでなでしながら、今宵の極楽を積極的に満喫しつつ、ミチへとお礼を告げると。
「ラン~、お前の彼氏は……。お前の事を愛して仕方がないから、二心……。他の女性に対して気を許すことはないから、信じてやれ~。分かったなぁ~、ラン~!」
ミチは他人から見たら怖い地縛霊かも知れないけれど。友達思いなところは生前と変わらないから。ランへと僕の想いを代弁してくれた。
だから僕はミチに心から「ありがとう」と告げ。
「ミチ、お前は本当にいい奴だ~」と呟けば。
「……小山田、今男性の声がランの耳へと聞こえたような気がする……」
ランが僕の骨骨した固そうな胸に甘える行為を一時停止して、顔を上げ尋ねてきた。
だから僕は「そうだね」とランに優しく言葉を返すから。
僕とランは恋愛シネマのワンシーンのようにお互いが見詰め合う急展開……。大変にいい雰囲気……。ムードへと変わるから。




