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第71話 親友の霊は僕と彼女の仲をとりもってくれるみたい? (2)
「ラン!」
「何だ、小山田?」
「僕が言っている通りで、女子達がお化けに驚いている様子が見えるだろう?」
僕はミチにランとの仲を再度とりもち、嫉妬している彼女さまの御機嫌が直るように嘆願をした。
するとミチはお化けらしくない様子で、僕へと微笑むと『小山田任せておけと告げてくれた。
だから僕はランに、心の中で両手を合わせ──『ごめんなさい』と謝罪をして彼女さまの様子を窺えば。
「おい、おい、お~い」
ミチのお化けがランへと物静かな口調で呼びかけた。
「……ん?」
だからランは首を傾げ。その後は僕の方へと顔の向きを変え見詰め、無言で『呼んだ?』と尋ねてきた。
「……ん?」
そんなランに対して『何?』と言った感じで首を傾げた。
「お~い、お~い、ラン……。聞こえているか?」
僕がランへと無言で『何?』と尋ねると。声の主であるミチはランへと自分はこちらにいるのだと呼びかける。
「えっ!」
僕の口が動かないのに男子の声が聞こえたから、ランは驚嘆する。
「どうかしたの、ラン?」
僕は顔色が悪くなった彼女さまへと尋ねた。




