68/77
第68話 僕だけではなくクラス中がお化けの為に? (8)
「本当にそうか?」
ランは自分の目を細め、ジト目……。僕の想いに対して猜疑心を向けてきた。
それでも僕はランに怯み、臆することなく。
「本当だよ」
と力強く言葉を返した。
「本当に、本当か?」
しかしランも家のクラスでは大変に気の強い女子の一人で……。何でもハッキリとした言葉……。
それもガミガミと喧嘩腰で告げてくる、ヤーイーと口喧嘩を平然とするような娘……。
多分僕とランが本当に結婚すれば生涯、彼女の尻に敷かれつつ暮らすようになるのだろうな? と。僕は落胆をしないで、ムッ! とした顔をしながら。
「本当だよ! 閻魔さまに誓ってもいいぐらいだ」と告げる。
「──閻魔さまって、何だ?」
ランは嫉妬心と猜疑心のある顔で僕を睨みつける行為を辞め、首を傾げ尋ねてきた。
「……ん? ああ、冥府の門番さまで、うそをついた者や犯罪を犯した者の舌を抜く、抜かないを決める裁判官みたいな、幽霊かな?」と。
僕はベトナム生まれのランがわかりやすく告げてみた。




