第57話 お化けの正体は親友……(4)
と、ランさんもやはりはっきりとものを言われると言うか?
他国の女性はやはり、日本の女性とは違い、好き嫌いをはっきりと告げる傾向があるような気がするな……。あっ、ははは……。僕はランさんから好意が無いイコール嫌いだと言葉が返ってきたからショック……。
僕は心の中に傷心したから、もう二度と立ち直れないやぁ……と思えば。
「小山田頑張れ」
とミチのお化けが僕の耳元で囁いたような気がした。
「ミチ、煩いよ。黙っていてよ……。僕はランさんにフラれた。だから僕はショック……死にたいぐらいだよ……」
僕は勇気を振り絞り、ランさんへの愛の告白を急かしたミチに対して不満を漏らした。
だってミチが勇気を振り絞れと僕を急かさなければ。僕はいつもの陰気で情けない男のままで下を向いているだけですんだのにさ……と、ミチへと不満を呟けば。
「……ランは別に今小山田のことが嫌いだとは言ってはいない。ランが小山田に告げたのは過去の話だ。今のランの気持ちではない。だってランはつい先日、幽霊に追われているところを小山田に助けてもらい。忘れ物を教室にとりにいくにもついてきてくれた。それにランが幽霊いつでるか解らない。だから怖い。恐怖だと小山田に告げたら。小山田ランの住んでいるマンションまで送って帰ってくれた。そして翌日も約束通り迎えにきてくれた。それでランは幽霊が現れなくなったから恐怖を感じなくなくなって一人で帰宅ができるようになった。──でもまた幽霊が現れた。だからランは今日から恐ろしくて一人で帰宅ができないから。今日からまたランは小山田にボディーガードを頼むことにするから。一緒に帰宅をする。学校へも行くつもりでいるけれど、小山田は良いか?」




