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虐められ子でボッチの僕の目の前に彼が現れた事で、僕の人生は180度変わる!  作者: かず斉入道


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第47話 校舎内に現れる幽霊は男子と女子とでは対応が違うみたい? (5)

 しかしヤーイーの奴は幽霊のことが余り怖くはないのか? 平然と天井を見詰めながら。


「ヤーイーは体育の授業があるのに(にゃん)の大事な物を忘れた事に気が付いた、ある。だからヤーイーは一人で教室へと慌てて戻った、あるよ。そして自分の席へと戻り、カバンの中から慌てて忘れ物を取り出した、ある。だからヤーイーはまたグランドへと戻ろうと振り返れば。今のような変な音がバリバリ、メキメキと天井から一杯鳴った、ある。だからヤーイーは教室から慌てて飛び出る行為を辞めて天井を見詰めた、ある」と。


 ヤーイーが天井を睨む訳でも無く、畏怖しながら見詰める訳もなく……。あの少女(ひと)は大変に穏やか、優しく見詰めながら告げていると。


「そうなの?」


 クラスの女子の一人が、自分の身体をブルブルと振るわせつつヤーイーの話を折り、尋ねた。


 だけどヤーイーはそいつのことを怪訝な表情で睨む訳でもなく。


「うん」と頷けば。


「……すると『王、どうした? 忘れ物をしたのか?』とヤーイーの耳へと優しい声が聞こえたような気がした、ある。だからヤーイーは『えっ!』と声を漏らし、辺りを見渡した、ある。しかしヤーイーに優しく声を掛けてくれた男子の姿は、今のように何処にも見えなかった、ある。だからヤーイーは今と一緒で声の主の姿が見えないか? と懸命に探している、ある」と。


 ヤーイーが力強くクラスの者たちへと告げるものだから、幽霊が平気……。余り怖いと思わないメンバー達はヤーイーのように天井を注意深く見詰め、怪音を教室内に恐ろしく響かせたものを探索し始める。



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