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行き着きたくなかった答えが脳裏に浮かぶ。
「つまり……アタシ達は、異世界にでも来ちゃったって事?」
「現実的ではございませんが、その様でございますね」
数時間前まで、『異世界なんてねーよ!』とか言ってたの誰だよ!
……アタシだよ!
「嘘だぁ……ありえないって。異世界トリップとか、アタシの専門分野外だって! アタシ、オタじゃないし、トリップ信者でもない。極々普通の女子高生だよ?」
頭を抱えて、うわ言の様に呟いてみるがこんな事をしたって状況は変わらない。
●○●CHOICE TIME!●○●
「とりあえず、フジサキに聞いてみよう」…… ≪ 7 ≫ へ進んでください。
「とりあえず、動こう」 …… ≪ 110 ≫ へ進んでください。




