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「ひぃわぁあああああッ!」
ヤバい。これ、女の子が上げていい悲鳴と違う! と自分に自分でツッコミを入れてしまいたくなる、微妙な悲鳴を上げてしまった。
もうちょっと可愛らしく『きゃぁあ』とか言えば良かったのだが、そんな叫び方を選んでいる余裕はなかった。
今まで出した事のない瞬発力で、アスファルトを蹴って後方に走った。
スカートが捲れてパンツが見えようが、鼻水が垂れてようが、そんなのはご愛嬌だ。
ん、パンツ……?
●○●CHOICE TIME!●○●
「いや、パンツはさすがに駄目でしょ!」 …… ≪ 20 ≫ へ進んでください。
「パンツぐらい気にしないよ! 逃げろー!」…… ≪ 97 ≫ へ進んでください。




