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ガキィイイイインッ! ドゴッ!
ガラン、ガラァンッ!!
さっきまで自分が立っていた所からもの凄い衝撃音が聞こえた。
鉄骨がアスファルトを穿ち、地面が抉れている。
いきなりの猛ダッシュで足がもつれて派手に転んだ。
「イテテ……あ!」
ポケットに入れていたはずのiPh●neが、飛び出して転がっていく。
アタシが志望校に合格した時、お父さんが入学祝にと買ってくれた……。
●○●CHOICE TIME!●○●
「絶対に拾わなきゃ!」 …… ≪ 37 ≫ へ進んでください。
「命が大事! そんな余裕ないって!」…… ≪ 61 ≫ へ進んでください。




