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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
774/777

4-≪ 348 ≫

≪ 348 ≫


「でね、執事見習いはね……」

「……あ、シェナ。ハルを見なかったかい?」

 

 話すのに夢中になってすっかり手が止まってしまったシェナに、通りかかった焦げ茶色の髪の青年が声をかけた。

 執事服を着てる……。何か、どこかで見たような。


「えー? ハルー? 見てないけどなー」

「そうか……困ったな」

「また何かやったの?」

「いや、そんなたいしたことじゃないんだけどね」


 あ、そうだ。このサラサラ髪の、肌が妙にきれいな男の人……。

 初めてコルデア家に来た日に、客間にいた人だ。フランツさんに紅茶を注いでた……。

 あのときは一言も喋らなかったけど、少し低めの落ち着いた声の人だ。口調も穏やかだし……。

 図書館にいそう、なーんていうアタシの勝手なイメージも、あながち間違ってなかったな。



★チヒロの【 H point 】は、【 1pt 増加 】しました。





●○●CHOICE TIME!●○●


「とりあえず成り行きを見守っていよう」

       …… ≪ 95 ≫ へ進んでください。


「ちゃんと自己紹介をしよう」

       …… ≪ 318 ≫ へ進んでください。

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