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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
772/777

4-≪ 346 ≫

≪ 346 ≫


「あ、あの……フランツさんと妹さんは、あんまり似ていないんですね」


 さ、手の甲にチュー事件はさっさと流そう。当の本人はこの場から逃走してしまったことだし。

 さくっと次の話題に行ってみましょうかね。


「あぁ、僕は父親似で、アイネは母親似なんだ。目の色は違うけど、あの濃い茶髪なんかは本当に母さんそっくりだよ。性格も似てくれると良かったんだけど……」


 ちょっと疑問に思って聞いてみたけど、そういう事らしい。

 小さい頃は大人しい子だったんだけど、いつからかあんなキツイ性格になってしまったんだ?……と、フランツさんは深いため息をついた。

 アイネの中で何か心境の変化でもあったのだろうか?

 歳が近いであろうアタシからすれば、その気持ち、何となく分からなくもないけどね……。





 このまま、≪ 51 ≫ へ進んでください。

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