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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
768/777

4-≪ 342 ≫

≪ 342 ≫


 フジサキも食べればいいのに、と言おうとすると


「食べ物程度で、こうもあっさり懐柔されてしまうとは……やれやれ、先が思いやられますね」


と呆れたような溜息をつかれた。

 おい、コラ、フジサキ。オメェ今、何て言った?



★チヒロの【 B point 】は、【 1pt 増加 】しました。



そのとき、フランツさんがクスクスと笑うのが聞こえた。


「チヒロは美味しそうに食べるね。見ているとこっちまで食欲をそそられるよ」

「う、すいません。買ってくれたフランツさんより先に1人でパクついてて……」


 周りの目も気にせず、ガッついていた自分が恥ずかしくなって俯いた。

 するとフランツさんは首を横に振って、いとおしむ様な眼でアタシを見た。


「君に食べてもらいたくて買ったんだから、謝ることなんかないよ。良かったら、僕の分も食べるかい?」


 いっぱい食べる女の子は好きですか?……いや、何でもないです。

 フランツさんは自分の分のモスの実をアタシに差し出した。





●○●CHOICE TIME!●○●


「ありがたく貰おう」

       …… ≪ 10 ≫ へ進んでください。


「どうしよう、さすがに多い気が……」

       …… ≪ 233 ≫ へ進んでください。

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