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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
741/777

4-≪ 315 ≫

≪ 315 ≫


「チヒロ」


 メイドさんが開けてくれた扉からエントランスホールに入ろうとしたら、後から来るフランツさんがアタシの名前を呼んだ。

 何だろうと立ち止まって振り返ると、夕日に照らされるフランツさんの表情がやけに神妙だった。

 こんな表情の彼を見るのは、聴取の時以来かもしれない。

 首を傾げるアタシに向かって、フランツさんが手を伸ばした。


「チヒロ。父さんやアイネが何と言おうと、僕は君の味方だから。困った事があったら、僕を頼ってくれ。絶対に、一人で悩まないで」





●○●CHOICE TIME!●○●


「フランツさんがそんなことを言ってくれるなんて嬉しい」

       …… ≪ 22 ≫ へ進んでください。


「ありがたいけどそういう訳にもいかないよ」

       …… ≪ 119 ≫ へ進んでください。

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