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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
737/777

4-≪ 311 ≫

≪ 311 ≫


 現在、ブレイズ家の客間には背筋も凍る絶対零度のブリザードが吹き荒れています。

 そんな豪雪地帯でもメイドさんは逞しいようで、涼しい顔でアタシ達が飲んでいたカップにお代わりのお茶を注いでいました。

 そしてそのメイドさんは『ごゆっくり』と一礼して、そのまま何事もなかったのように客間から出て行きました。


 ねぇ、ちょっと待って、こんな状況でどうやってゆっくりすれば良いのか教えてください。

 もしかして、こういう事が日常茶飯事で慣れちゃってるのかな? 慣れって怖いね。





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