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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
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4-≪ 309 ≫

≪ 309 ≫


「えーと、ごめん……やっぱりいいです」


 3人とも重そうな書物をたくさん抱えている。きっと本当に忙しいんだ。

 みんなやるべき仕事はたくさんある。……アタシなんかに付き合わせるのは、申し訳ない。


「何だよ水臭えな、チヒロ! 俺らで良けりゃ相談くらい、いくらでも……」

「ハルは黙って。相談に乗るのは構わないけど、チヒロもまだ仕事があるんじゃないのかい?」

「そ、そ、そうでした。ですよね!」


 ははは……と乾いた笑いをすると、黙ってアタシ達の動向を見守っていたフジサキと目が合った。


「マスター……」

「あ、大丈夫、全然問題なし。……アタシも掃除道具、持ってくる!」


 アタシはそうフジサキに言うと、その場を立ち去った。

 なるべく早足で掃除道具を取りに向かう。


 フジサキに依存し過ぎるのはよくない。

 この間も、そう考えたばかりじゃないか。

 それに……死亡フラグとか、ビビリ過ぎだ。

 仮にもコルデア家の『黒百合姫』ともあろう方が、メイドを手打ちにするとかあり得ないって。



★チヒロは【 Key word 】の【 黒百合姫 】を入手しました。



 それに、何だかいつものおっかない感じじゃなかった……妙に慌てていたし。

 ここはとにかく、素直にアイネの部屋を訪ねるとしよう。

 ……怖いけど。





 このまま、≪ 109 ≫ へ進んでください。

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