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さーて、アタシが躾けてやるか。
「マスター、ちょっとお待ちを」
フジサキがすかさずアタシの腕を掴んだ。
「ん? 何?」
「何をされるおつもりで?」
「何って、アタシが一発、ガツーンと……」
「お止めください。子供の躾は親の仕事。かの母親もきちんと叱っておられるではありませんか」
「んー、でもさぁ……」
「――チヒロ、ここで少し休憩していこうか?」
急に背後から、フランツさんに声を掛けられた。驚いて振り返ると、ちょっと困ったような顔をしている。
いけない、いけない、我を忘れるところだった。フランツさんに迷惑かけちゃ、イカンよね。
★チヒロの【 A point 】は、【 1pt 減少 】しました。
★チヒロの【 B point 】は、【 1pt 増加 】しました。
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