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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
717/777

4-≪ 291 ≫

≪ 291 ≫


「えーと、そうだね……」


 コホンと、咳払いを一つしてフランツさんが理由を語り出した。

 アタシは固唾を呑んでその答えを待つ。


「これは言い訳にしかならないけど……あの時の僕は、どうしても君を王都に行かせたくなかった。もっと君を知りたいと思った」


 自嘲気味に笑うフランツさんの発言にアタシの中に激震が走った。

 開いた口が塞がらないとはこの事だ。

 何その台詞……一瞬、乙女ゲーの恋愛イベントでも発生したのかと思った。


 告ってるの?

 それ、出会ったばっかりのアタシに愛の告白してるの? 

 いいの!? アタシ、勘違いしちゃうよ!?





●○●CHOICE TIME!●○●


【 A point 】と【 B point 】の差が9以上

       …… ≪ 301 ≫ へ進んでください。


【 A point 】と【 B point 】の差が8以下

       …… ≪ 33 ≫ へ進んでください。

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