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「あ、あの……フランツさん。今の言葉はどういう……?」
「あれ? 言ってなかったっけ? グレッグに君達に伝えるように言っておいたんだけど……。チヒロ、フジサキ。君達は僕の実家、ここコルデア家で預かる事になったんだ」
え? 何だって? グッさんはそんな事、一言も言ってませんでしたよ?
預かるって何? マルトゥス城に軟禁されるんじゃなかったの?
あれ? アタシ、兵士さん達から言われもないパワハラを受けるんじゃ……。
もしかして、違うの? ただの勘違い?
「ようこそ! 我がコルデア家へ! 歓迎するよチヒロ、フジサキッ!!」
アタシ達に向かって両腕を広げて子供のように無垢な笑顔を浮かべるフランツさんに、どう返事を返せばいいのか分からなかった。
フジサキは相変わらず『マスター共々、お世話になります』とウィルソンさんに挨拶を済ませていて、『これは御丁寧に』と返されていた。
とりあえず、すっかり混乱してしまったアタシに出来たのはこれくらいだった。
「えぇえええええええッ!!!」
アタシの叫び声が、コルデア家の広い庭とマルトゥスの青空に木霊した。
★チヒロの【 C point 】は、【 1pt 増加 】しました。
●○●CHOICE TIME!●○●
「フランツさんに聞いてみる」
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「どういうことか、考えてみる」
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