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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
703/777

4-≪ 277 ≫

≪ 277 ≫


「ふははははッ!! フランツッ! お前も随分、面白い冗談を言えるようになったじゃないか!」


 突然ロバートさんがフランツさんの方を見て豪快に笑い出した。

 うぉ、ビックリした! どうしたんだ、いきなり……。

 アタシは呆気に取られた。

 それはフランツさんも同じだったらしく、笑うロバートさんに弁解をし始めた。


「冗談じゃなくて、本当にこの子がそのスパイなんだ。ね? チヒロ?」

「は、はい……。ご紹介に上がりました、私がティルバ連合のスパイ容疑が掛かっている、宮間千尋です。息子さんのフランツさんにはお世話になってます。アイネお嬢様の服も借りてます。本当にすみません。生まれてきてすみません」


 もう土下座でもした方がいいんじゃないかと思えてきた。

 すると、ロバートさんの眉間に見る見るうちに深い皺が浮かび上がった。

 ヤバイ、怒らせちゃったか!!

 スパイのくせに頭が高い奴だ、切り捨ててやるとか思ってるのかもしれない。

 ど、どうしよう!




●○●CHOICE TIME!●○●


【 Key word 】の【 淑女 】がありますか?


  ある   …… ≪ 347 ≫ へ進んでください。


  ない   …… ≪ 96 ≫ へ進んでください。。

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