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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
699/777

4-≪ 273 ≫

≪ 273 ≫


 ここはちゃんと本人と面と向かった方が良さそうだ。

 『アバズレ』、『泥棒猫』とか言ってるし……どうやらフランツさんに絡むのがお気に召さないようだし。


「あの……アイネ様? アタ……私には全く身に覚えのないことなんですが……」

「ここまでされてもまだシラを切るの? 意外としぶといのね。いいわ、私から説明してあげる」


 ここでやっとアイネは槍を下ろし、机から身軽な動作で飛び降りた。

 警戒するフランツさんを横目に見ながら、アタシに近づいてきて一歩距離をとった所で歩みを止めた。アタシを牽制しているのか、槍の柄で床をガンッと突いた。 

 ちょっと身体が震えたけど、必死で我慢する。

 女は度胸!! おう!!



★チヒロの【 E point 】は、【 1pt 増加 】しました。





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