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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
675/777

4-≪ 249 ≫

≪ 249 ≫


 とりあえず成り行きを見守ってみよう……。


「ハル、こんなところにいたのか」

「あ、兄貴!」


 赤髪兄さんとシェナが言い争っているところに、焦げ茶色の髪の青年が現れた。

 赤髪兄さんと同じ執事服に身を包んでいる。


「馬小屋の飼い葉が減ってるみたいだぞ。まだ運んでないんじゃないか?」

「あっ、いっけねー!」

「ほら、行くぞ」


 焦げ茶髪のお兄さんはアタシとシェナに「じゃ」とだけ言うと、引っ張るようにして赤髪兄さんを連れて行ってしまった。



 ……後でシェナが教えてくれたんだけど、赤髪兄さんは『ハロルド』という名前で、仲間内からは、『ハル』の愛称で呼ばれているそうだ。アタシは年下なので『ハル先輩』と呼ばせてもらっている。

 執事見習いの一人で、執事の仕事以外に荷物運びや庭の剪定せんてい、馬の世話などの力仕事を担当している。

 歳は20歳で、しょっちゅうシェナにちょっかいを出しては2人で喧嘩している。

 

 そのハル先輩に『兄貴』と呼ばれた焦げ茶髪のお兄さんの名前は、『マルコ』。23歳だって。

 同い年のフランツさんのことをとても尊敬していて、彼のような立派な人間になりたいと思っているそうだ。

 優しい顔つきの穏やかな人だよ。アタシは『マルコ先輩』と呼んでいる。

 執事の仕事以外だと食材や備品の管理、街の市場調査など、主に頭脳仕事を担当しているらしい。





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