表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
669/777

4-≪ 243 ≫

≪ 243 ≫


「……ここにも、いない……?」


 アタシは人でごった返す八百屋の前で、当たりをキョロキョロ見回した。


 確か、肉屋に行ってから野菜を買うって言ってたから、八百屋にさえ辿り着ければ会えると思ったのに。

 ここじゃないの? 違う八百屋?

 ……確かに、マルトゥスの商店街にはいろいろなお店がある。八百屋だって肉屋だって一軒だけのはずがない。


「へい、いらっしゃい! おらー、見てみろこの山芋! 立派だろ―!」

「あら、本当!!」

「こんなのダンナが食っちゃったら、夜寝る暇もないぜ、奥さーん!」

「もう、バカ言ってんじゃないよ!!」


 …………。

 うん、ちょっと「庶民」な感じがする。コルデア家御用達の八百屋じゃなさそうだ。

 雰囲気は、元の世界の八百屋に近いけどね……。


 知らない間に、街の中心部から少し外れたところに来てしまったようだ。

 正面の道には各家の洗濯物がずらーっと干されていて白いものがハタハタとなびいているし、もう一方の道の両脇は塗装もされていない黄土色の木の板が、そのまま塀代わりに雑に並べられている。



★チヒロは現在、【 八百屋の前 】にいます。





●○●CHOICE TIME!●○●


「黄土色の塀の道に進む」

       …… ≪ 202 ≫ へ進んでください。


「白い洗濯物の道に進む」

       …… ≪ 275 ≫ へ進んでください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ