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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
664/777

4-≪ 238 ≫

≪ 238 ≫


「わ、本当ですか? ありがとうございます、嬉しいです」


 素直にお礼を言うと、フランツさんはますます嬉しそうに顔をほころばせた。



★チヒロの【 C point 】は、【 1pt 増加 】しました。



「でも、こんな高そうな服を貸していただいてよかったんでしょうか?」

「いいんだ。その服は父さんがアイネの15歳の誕生日に贈った服なんだけど、アイツは一度も袖を通してないんだ。『私、動きやすい服が好きです!』なんて言われて、父さんがガッカリしてたっけなぁ」


 その時の事を思い出しているのか、父親を哀れむような表情をするフランツさん。

 ははぁーん。なるほど、つまりこれはアイネのお下がりってわけね、把握したわ。

 確かに槍を持ってあんな激しい動きをするのに、こんなロングスカートは履けませんわな。

 お年寄りとかがJKの服装とか態度を見て言う『お里が知れちゃうわ』ってやつだね。


 その結果、アタシのところに回ってきた訳だが……この服を着たアタシをフランツさんのお父さんが見たらどう思うんだろう?





●○●CHOICE TIME!●○●


「フランツさんに聞いてみよう」

       …… ≪ 248 ≫ へ進んでください。


「フジサキはどう思うかな」

       …… ≪ 328 ≫ へ進んでください。

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