661/777
4-≪ 235 ≫
≪ 235 ≫
そんなことがあって、アタシは前よりもっと、ビアンカ姉さんに憧れるようになった。
マルコ先輩の文句を軽々と躱すビアンカ姉さん、素敵です。
「もうすぐお昼になるから、早く戻って」
ボケっとビアンカ姉さんを見ていたら、その背後から更に誰かの声がした。
まだ誰かいるとは思わなくて、突然掛かった声にビクっとして姉さんの背後を覗きこんだ。
「マーサ先輩……」
「今日は貴方とシェナが先でしょ? 昼食の時間が詰まるから早くしてね」
「すみません。マルコ先輩の説教が終わったら、急いで戻りますので」
「うん、お願い」
素直に謝れば、マーサ先輩は軽く頷いてくれた。
マーサ先輩ってちょっと、扱いにくいんだよね。
アイネのツンデレも苦手だけど、こういうタイプも苦手だったりする。
●○●CHOICE TIME!●○●
【 D point 】が【 7pt 】以上
…… ≪ 53 ≫ へ進んでください。
【 D point 】が【 6pt 】以下
…… ≪ 190 ≫ へ進んでください。




