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アタシの世話役を任されたのは、シェナというアタシより2つ年上の19歳の女の子だった。
覚えてる? 初めてコルデア家に来た日、紅茶のお代わりを注いでくれた、そばかすがキュートな金髪ツインテールの可愛いメイドさんだよ。
そのことを言ったら
「わぁ、覚えててくれたんだー。嬉しい!」
と言ってニコニコしていた。
初めはスパイの自分を受け入れてくれるのかと不安だったが、そのニコニコでちょっと救われた。
でも……そう言えば初めて会ったとき、アタシのことを珍獣でも見るような目で見ていた気がする。……笑ってはいたけどさ。
「チヒロだったっけ? 分からない事があったら、私に何でも聞いてね!」
●○●CHOICE TIME!●○●
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