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「フランツさん、確かにカッコいいもんね」
「やっぱり!? やっぱりそう思うよね!」
アタシがそう言うと、シェナは顔をパーっと明るくしてガシッとアタシの手を握った。
「やーん、気が合う~~!」
「気が合うのはいいけど、こういうのは恋のライバルって言うんじゃないの?」
「はっ!!」
シェナがひどく驚いてアタシの手を離すと、両手を自分の頬にあてた。
ぷぷぷ。シェナはアタシよりちょっと年上のはずだけど、表情がくるくる変わって、何だか可愛い。
「そ……そうか……。で、でもでも、憧れてるだけだよね?」
●○●CHOICE TIME!●○●
「それはどうかなー」
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「まあ、その通りだけど」
…… ≪ 254 ≫ へ進んでください。




