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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
610/777

4-≪ 184 ≫

≪ 184 ≫


「でね、執事見習いはね……」

「おい、シェナ! ちゃんと働けよ!」

 

 話すのに夢中になってすっかり手が止まってしまったシェナに、通りかかった赤髪の青年が声をかけた。

 執事服を着てる……。何か、どこかで見たような。


「何よ、ハル! ちゃんとしてるよー。今、ハル達のことをチヒロに説明しようとしていたんじゃない!」

「じゃあ、その放ったらかしになっているチリトリは何だよ?」

「これは、今からやるの!」

「へぇー?」


 あ、そうだ。鼻の上の横一文字の傷……。

 初めてブレイズ家に来た日に、客間にいた人だ。フランツさんに紅茶を注いでた……。

 あのときはすました顔をしてたけど、本当はこんなやんちゃな感じの人だったんだね。

 アタシの勝手なイメージからあながち遠くなかった。



★チヒロの【 G point 】は、【 1pt 増加 】しました。





●○●CHOICE TIME!●○●


「ちゃんと自己紹介をしよう」

       …… ≪ 28 ≫ へ進んでください。


「とりあえず成り行きを見守っていよう」

       …… ≪ 249 ≫ へ進んでください。

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