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「むしろフランツ様を見て、全くときめかない女子がいる事にビックリよ」
「カッコいいとは思うけど、ときめくかって言われると、それはまた別問題だね」
シェナは干していたシャツをうっとりとした表情で見つめていた。
どうやら、彼女が干していたのはフランツさんのシャツらしい。
道理でいつも以上に念入りに皺を伸ばしていたわけだ……。
恋する乙女モードに突入したシェナのフランツさん談義は、一度始まったらなかなか終わらない。
内容は日替わりでフランツさんの癖から、今まで話しかけられた回数と内容までと事細かに説明してくれる。
最近はフランツさんが討伐隊の任務でしばらく家を空けていたので、フランツさん不足なんだとか……。
フランツさん、ここに貴方の嫁候補がいますよ。気付いてあげて下さい。
●○●CHOICE TIME!●○●
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