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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
582/777

4-≪ 156 ≫

≪ 156 ≫


 困惑したアタシが隣にいたフジサキを見上げると、フジサキはフランツさんとアタシの間にずいっと入ってきた。

 目の前に立ち塞がったフジサキを見て、フランツさんが一瞬、眉間に皺を寄せた。

 前から思ってたんだけど、フランツさんってフジサキのことが嫌いなのかな?



★チヒロの【 D point 】は、【 1pt 増加 】しました。

★チヒロの【 E point 】は、【 1pt 増加 】しました。



「ご親切にしてくださる事は感謝しております、フランツ様。ですが、それとこれは別問題で御座います。マスターはこの異世界にて、大変な苦労をなさっておいでです。これ以上、マスターを困惑させる事はお控えください」

「僕はチヒロを困惑させているつもりはないよ。ただ、長旅で疲れているであろう彼女が心配なだけだ。君こそ、何様のつもりなんだい? フジサキ」


 ちょっと、何だこの修羅場は!

 ウィルソンさん、止めてッ! って、もういないし!!

 えぇっと、こういう場合はどうすればいいんだ?





●○●CHOICE TIME!●○●


「とりあえず様子を見守ろう」

       …… ≪ 98 ≫ へ進んでください。


「とりあえずフランツさんを止めよう」

       …… ≪ 217 ≫ へ進んでください。


「とりあえずフジサキを止めよう」

       …… ≪ 294 ≫ へ進んでください。

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