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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
574/777

4-≪ 148 ≫

≪ 148 ≫


 半月の間、濡れタオルで身体は拭いてたけどさ。

 もとの世界では毎日お風呂に入っていた訳だし、どうしても臭いが気になってしまう。

 アタシ……臭くないよね? 大丈夫だよね?


 ちょっと不安に思いながらフランツさんの方を見ると、彼は


「ん? どうかした?」


と素敵な笑顔でアタシに問いかけた。

 いやいや……「アタシってニオいます?」とか聞くわけにもいかないしな。

 「別に……」と曖昧な笑顔で返すしかなかった。


「フジサキ……アタシ、おかしくないよね?」


 こそっと、反対側のフジサキに言葉を濁しつつ聞いてみる。


「マスターの質問の意味は分かりかねますが、今のところ頭も身体もおかしな点はございません」


 そうか、おかしくはないか……。

 って、ちょっと待て、今のところって何だ?





 このまま、≪ 219 ≫ へ進んでください。

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