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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
568/777

4-≪ 142 ≫

≪ 142 ≫


 最初はアタシを見ているんだと思った。

 顔が汚れてるとかゴミでもついてるのかと思って、頭を触ったり制服をチェックしたが、それらしき物は付いていない。

 ならば、この風貌か。今時JKのスタイルが珍しいのか?

 確かにアタシの黒髪はこの世界では珍しいし、制服もこの世界にはない衣装だから奇異の眼で見られても仕方ないのかも。


 ……と、思っていたんですけどね!

 人々はどちらかと言うと皆、あっちゃんを連れて歩くフランツさんを見ているようだ。

 何だそっちかよ、自意識過剰とか格好悪い。

 てか騎士職、人気あり過ぎだろ。アイドルとか芸能人が歩いてるんじゃないだから、もうちょっと視線送るの自重しようぜ。

 この際だから、ハッキリ言うよ。超居心地が悪いです!



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