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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
567/777

4-≪ 141 ≫

≪ 141 ≫


 カレの地元をいろいろ案内してもらって。

(これって“自分のことを知ってほしい”ってやつだよね!)

<いや違う、これから監視されて暮らすことになるから覚えとけ!ってことだよ>


 色々な店をめぐって、時には手を繋いだりして。

(ウィンドウショッピングだ! はぐれないようにって言ってた!)

<いや違う、単に容疑者に逃げられたら困るってことだよ>


 美味しいモスもアタシのために、と買ってくれて。

(何て優しいんだろう……。こんなに気遣ってくれるなんて!)

<いや違う、ここは自分の街だから逃げられないぞ、と見せつけたかっただけ>


 …………。

 何かうるさいな。

 さっきからアタシの楽しい妄想に茶々を入れているのは誰だよ。


 ……って……アタシ自身かぁ……。

 やっぱりそんな都合のいい夢はなかなか見れない体質だもんねぇ。


 ふと、背後から第三者の視線を感じた。

 忘れてたけど、コイツがいたんだった。

 ときめくアタシの背に、フジサキが冷めた視線を浴びせていた。

 無表情がさらに無表情になっている――と言うか、もしかして怒ってる?

 アタシは咳払いをして邪念を振り払う。



★チヒロの【 B point 】は、【 1pt 減少 】しました。




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