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まぁ、ケンカしてないんなら、いいか……。
ちょっとホッとして胸を撫で下ろすと、アタシの声に反応して、フランツさんがこっちを見た。
扉の前に立つアタシを見て一瞬、ポカンとした表情をしたが、すぐに椅子から立ち上がるとアタシの方へ歩み寄ってきた。
その顔は先程の威圧的な笑みではない、実に嬉しそうな満面の笑顔に変わっていた。
「一瞬、誰だか分からなかった。チヒロ、よく似合ってるよ」
●○●CHOICE TIME!●○●
「とんでもない。アタシには勿体ないです」
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「ありがとうございます。嬉しいです」
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