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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
550/777

4-≪ 124 ≫

≪ 124 ≫


 そうは言っても困るな……。

 どうしようかと思っていると、フジサキがふむ、と頷いた。


「フランツ様のご厚意ですから頂いておきましょう、マスター」

「あ、うん……」

「手や服を汚してはいけませんから、後で一緒に頂くことにしましょう。私がお預かりしておきます」

「アタシは幼稚園児かっつーの……」


 文句を言いながら、フジサキにモスを手渡す。

 フジサキはアタシからモスを受け取ると、フランツさんの方に向き直ってお辞儀をした。


「お心遣い、感謝いたします」

「あ、うん……」


 フランツさんは相槌を打つと、何か言いたげな顔をして溜息をついた。

 ん? フジサキの言動、何かおかしかったかな?

 ちゃんとお礼は言えていたと思うけど……。



★チヒロの【 B point 】は、【 3pt 増加 】しました。



 このまま、≪ 262 ≫ へ進んでください。

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