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とりあえずおとなしくしていると、急にロバートさんの隻眼がギョロっと動いてアタシを見た。
野獣の眼光に射抜かれて、「ヒッ」と上がりそうになった悲鳴を必死に飲み込む。
「ところでフランツ。ティルバのスパイを我が家で監視がてらに囲う事になったとエリックからの書簡にあったが、そのスパイはどこにいる?」
はい、本題来ましたね! お父さん、アタシがそのスパイです……冤罪だけど。
アタシを見ていたロバートさんの目が辺りをキョロキョロと窺い始めた。
●○●CHOICE TIME!●○●
「フランツさんに紹介されるまで待とう」
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「思い切って自ら名乗り出よう」
…… ≪ 257 ≫ へ進んでください。




