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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
474/777

4-≪ 48 ≫

≪ 48 ≫    ~ 2nd Scene Start ~


「君をこの都市で監視対象にすると決定したのは、隊長と副隊長である僕の判断だからね。チヒロは心配しなくてもいい事さ。不当な扱いは絶対にしない。それは僕が保証する」

「アタシは全然、気にしてませんけど……その、フランツさんは大丈夫なんですか? アタシが本当にスパイだった時は、厳しい処罰を受けたりするんじゃ?」

「自分のことより僕の事を心配するだなんて、やっぱり君は変わってるね。全くとは言えないけど、今のところ問題はないよ」


 フランツさんはやんわりとした口調でそう言った。

 独断で罪人の処遇を覆せるフランツさんって、一体何者なんだろうか?

 謎は深まるばかりだ。


 やがて、『鶏通り』と『白鳥通り』が交差する地点、公園のような円形の広場に着いた。

 植樹された大きな木の下に木製のベンチが置かれ、中心には噴水がある。

 噴水の側では小さな子供を抱えてお喋りをしているママ友集団と、数人の子供達が水を掛け合って遊んでいた。

 どこの世界でも共通して子供は元気いっぱいだ。見ていて和むね。


「なぁ、かーちゃん! あの姉ちゃん、何か変な服着てんなーッ!」

「こら! 人を指差しちゃ駄目って、いつも言ってるでしょ!」

「いってーなぁ! 叩くなよ、かーちゃん!」


 まさかのローナ村のデジャブ。

 子供って時点で、嫌な予感がしてたけど……あのね……アタシの世界では、これが普通なの!

 そこの若いママさん、息子さんの将来のためにもちゃんと躾けておいてください。





●○●CHOICE TIME!●○●


「仕方ない、おとなしくしていよう」

       …… ≪ 87 ≫ へ進んでください。


「さーて、アタシが躾けてやるか」

       …… ≪ 302 ≫ へ進んでください。

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