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「ひどい……」
フランツさんの話を聞いたアタシは、それ以外の言葉が浮かばなかった。
フジサキはそんな事、お構いなしだった。
全く気にする素振りも見せず、率直な疑問をフランツさんに投げかけた。
「国王が崩御されたのに、何故ウェンデール王国を建国できたのでしょうか?」
「それは王の亡き後、そのご子息である第一王子が即位なされたからだ。まだ齢3歳だったその幼き王こそが、共和国の正統後継者。ウェンデールの初代国王となった方だ」
「左様でございましたか、ご説明ありがとうございます」
●○●CHOICE TIME!●○●
フジサキを褒める
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フジサキを注意する
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